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記事全文を読む→高市早苗「1.23国会冒頭解散」で政権の勝敗を左右する「広島3区の因縁」と取り扱い
高市早苗首相(自民党総裁)が1月23日召集の通常国会冒頭で衆院を解散する検討に入った、との読売新聞報道を受けて、与野党は一気に解散モードに突入した。実際に解散した場合、勝敗を占う上で象徴的な選挙区がある。それは公明党の斉藤鉄夫代表が出馬する広島3区だ。自民党は斉藤氏に配慮して広島3区では候補者を擁立してこなかったが、公明党の政権離脱を決めた張本人に、刺客を立てるかどうか。
広島3区はもともと、自民党の河井克行元法相が当選を重ねてきたが、2019年に参院選での大規模買収事件で失脚した後、それまで比例単独だった斉藤氏が出馬し、当選してきた。
広島を地元とする岸田文雄元首相は当初、旧岸田派所属の石橋林太郎氏を出馬させようとしたが、公明党と支持母体の創価学会からの圧力に屈して斉藤氏に譲り、石橋氏は比例単独に回った。石橋氏は公明党の離脱を受けて、3区からの出馬に意欲を示している。
ただ、後ろ盾となる岸田氏は1月10日、広島市内のホテルで開かれた後援会の会合で、気になる発言をした。読売新聞の解散報道への言及はなかったが、
「野党とどういう関係を築くかが、政治の安定にとって大事だ」
と語ったのだ。公明党が政権を離脱したとしても、従来通りの選挙協力を続けるには斉藤氏に配慮しなければならない、ということを示唆したと受け取れる。
一方で自民党内には保守系を中心に、
「斉藤氏に候補者をぶつけることは、高市政権の求心力を高めるために大切だ」(中堅議員)
との主戦論もある。
保守系に支えられている高市首相がどう判断するか。広島3区の行方は選挙全体に大きな影響力を与えそうだ。
(田中紘二/政治ジャーナリスト)
アサ芸チョイス
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