芸能
Posted on 2015年04月09日 09:56

テリー伊藤対談「光浦靖子」(1)“ブス差別”の話が初めてウケた

2015年04月09日 09:56

20150409u

●ゲスト:光浦靖子(みつうら・やすこ) 1971年生まれ、愛知県出身。幼なじみであった大久保佳代子と、大学時代にお笑いコンビ「オアシズ」を結成し、デビュー。メガネ毒舌キャラとして一躍人気を博し、バラエティ番組に多数レギュラー出演。手芸はプロ級の腕前で、「ブッス!! 手芸部」という手芸集団の部長としても活躍。近著に人生相談エッセイ「お前より私のほうが繊細だぞ!」(幻冬舎文庫)。

 毒づいた物言いと態度で強烈なインパクトを放ち、元祖メガネ女子(!?)として、バラエティ番組に欠かせない存在となった光浦靖子。今ではその多才さも知られ、「ブス」「非モテ」のイメージに収まらない変化を匂わせている。大久保佳代子との関係からある計画まで、天才テリーは容赦なくツッコミを入れて‥‥?

テリー 光浦は、お笑いの世界で何年やってるの?

光浦 21~22年ですね。ずっとノープランで流されてここまで来たので、自分でもすごいと思います。

テリー とはいえ、みんなに支持されているから、そんなに長く続けていられるわけでしょう。

光浦 うーん。「身の程を知ってる」というところだけじゃないですか。

テリー でも、光浦の登場は世の中の価値観を変えたよね。

光浦 え?

テリー 今はアイドルでも、自分の失敗談や貧乏話を平気で話すじゃない。

光浦 確かに。

テリー あれは光浦の影響を受けている部分もあるんじゃない? 自分の人間としての弱点をおもしろおかしく話せることが、今の女の子の文化になっているというか。

光浦 それは確かに、ある種のカルチャーになったのかもしれないですね。私はテレビに出てすぐの頃、失敗ばかりしていて、ディレクターに「つまんねえから帰れ!」といつも怒られていて。

テリー 若手時代ね。 

光浦 ところがある日、「自分にとってものすごく普通」の話をしたんですね。そこで初めてディレクターに「おもしろい!」と評価されて。

テリー どんな内容?

光浦 ただの日常話です。大学時代に飲み会で自分が経験してきた「ブス差別」をフツーにみんなの前で話しただけなんです。

テリー 「男が自分にだけ話しかけてこない」とか、そういうこと?

光浦 そうそう。「私は新歓コンパでもまかれる」っていう話をしたら、みんながゲラゲラ笑って。

テリー 「まかれた」?

光浦 新歓コンパの二次会に行く時に、その輪に交ぜてもらえなかったんです。当時、私は歓迎される側の新入生だったのに。

テリー ハハハ。

光浦 「あれ、いつの間にかみんながいない。東京って人が多いから、まいっちゃうな~」なんて思っていたわけですよ。

テリー それが実は仕組まれていたと。いつ頃気がついたの?

光浦 3日後くらいに。よくよく考えたら「アアッ」と。「流れが作為的だった!」と思って。あらためてその場に残っていた人を思い出すと、パッとしないルックスの子ばかりだったなと。

テリー かわいい子だけが二次会に呼ばれていた?

光浦 そう。それにハタと気づいた瞬間、「わあ、東京って怖い!」と思いました。

テリー ハハハ。他には?

光浦 カラオケでは、私の席の両側には必ず荷物が置かれるとか。そういうことがどんどん積み重なって、ある時、ディレクターに「光浦は、きれいな女をどう思う?」って聞かれて「滅びればいいと思う」って返したんですよ。

テリー 素直な感情を。

光浦 それが非常にウケて、「そういうのを1回テレビで言いなよ」と。それで自分のみにこれまで起こったことを話したら、みんなが笑うんです。

テリー じゃあ「この芸風は使える」と思った?

光浦 いやそれは思わなかったです。でも、ただ事実を話すと周りが笑ってくれるんですよね。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年03月01日 08:00

    自転車など軽車両に対する「青切符制度」が、今年4月1日からいよいよ導入される。これまでは悪質な交通違反に対してのみ「赤切符」が適用されてきたが、自転車による事故の多発を受け、4月以降は比較的軽微な違反に対しても「青切符」が切られることになる...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年03月02日 07:15

    ハックション!そんな忌々しいくしゃみの音が、日本列島を包み込む季節がやってきた。だが今年は少し様子が異なっているようだ。政府がブチ上げた「花粉症解決に向けた杉林の伐採・植え替え」が全国で本格化。長年、花粉症という国民病に苦しんできた人たちに...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年03月02日 07:30

    ペットを飼っている人にはどうにも気になって仕方がなくなるポスターが、動物病院に貼ってあった。入り口横にある「恐ろしいマダニ媒介疾患」というやつだ。我が家には猫が3匹いるので、否が応でも「動物だけでなく人間にも感染し生命さえも脅かす」というコ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/24発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク