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記事全文を読む→DeNA横浜スタジアム「空席の山」が示す「チケット値上げしてサービス減」「1番・牧秀悟」「不人気の新監督」暗黒風景
開幕4連敗。2024年の日本一から一転、DeNAが開幕早々、フィールド内外で深刻な事態に直面している。成績はもちろんだが、それ以上に球団関係者の顔色を青くしているのが、本拠地・横浜スタジアムの「空席」だ。
開幕3連戦こそそれぞれ3万人を超えたが、ベイチケの販売画面を開けば4月から5月にかけて、空席の山が広がっている。とりわけ衝撃的なのは、書き入れ時のゴールデンウィーク、5月4日から6日の広島3連戦。現時点で多くの席種に空きが残っている。
特に目立つのは、レフト側ホーム席。隣接するビジター応援席は完売しているが、バックスクリーンに向かって広がるホーム席は、9割方が空いていた。「GW当日、真っ赤なカープファンの横にガラガラの青い空席が並ぶ」という悪夢のような光景が、現実味を帯びている。
なぜ、こうもファンが消えたのか。まず挙がるのが「チケット高額化&会員サービス劣化」のダブルパンチだ。昨年から本格化した、試合日ごとの変動価格制が今季も継続され、「高い日に当たると損をする」「気軽に足を運べない」という不満が渦巻く。
さらにファンクラブ「BlueMates」では、従来のコース制が廃止されて「ベーシック+有料オプション」に一本化。引換チケットは従来、2枚付与で平日0.5枚消費、つまり最大4試合観戦できたのが、1枚付与の1枚消費に変更された。
これには15年以上も継続していた会員が「さすがにもうついていけない」と退会を表明する騒ぎにまで発展。値上げはするし、サービスは削る。ファンの足元を見る商売に、怒りの声は収まらない。
そこに追い打ちをかけたのが「球団の顔」の喪失だ。レジェンド三浦大輔監督は退任し、生え抜きの人気者・桑原将志はFA流出。トレバー・バウアーやアンソニー・ケイも去り、オフの補強は地味に終わった。「三浦人気がすごかったんだな、と思い知らされた」というファンの嘆きが、空席という形で可視化されている。
後任の相川亮二監督に対する期待値の低さは深刻だ。とりわけ問題視されているのが「1番・牧秀悟」という起用方法。牧はここまで打率4割1分2厘と絶好調だが、1番打者ゆえにチャンスで回ってくる場面が限られ、打点はわずか1にとどまる。ファンサイトでは「塁に出てもどうやってホームに返すのか」と悲鳴が上がる。
チーム打率2割5分9厘はヤクルトと並びリーグトップタイながら、4試合での総得点は8。ヤクルトは21、阪神は19だ。そして残塁は36。打線が効率よく点を取れない構造的欠陥を、新監督の采配が助長している。
2024年の日本一パレードの熱狂は、もはや遠い昔の話。主力流出、地味な補強、不人気の指揮官、そして容赦ない値上げ。これだけの材料が揃えば、ファンの足が遠のくのは当然だ。
〈誰がどう見ても今年は捨てシーズン〉
ファンサイトに書き込まれたこのひと言を、球団はどう受け止めるのか。かつての暗黒時代、ガラガラのスタンドに関内の風が吹き抜けていたあの光景が、今年のハマスタに重なり始めている…。
(ケン高田)
アサ芸チョイス
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