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記事全文を読む→気象庁発表「今夏はエルニーニョ現象発生70%」でヤクルト・池山隆寛監督が断然有利になる「野村克也時代の前例データ」
「現在はエルニーニョ現象は発生していないが、夏には70パーセントの確率で発生する」
これは気象庁が4月に発表している、エルニーニョ監視情報である。エルニーニョ現象は太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸の海面水温が高くなる現象で、日本を含む世界各地の天候に影響を及ぼすといわれている。日本は本来ならば冷夏になりやすいのだが、最近では猛暑でもこの現象が起きることがある。
そしてのこのエルニーニョ現象が、プロ野球界に「大きな影響」を与える「追い風」を吹かせることになる。開幕前の下馬評を覆し、前年度の覇者・阪神と首位争いを繰り広げるヤクルト・池山隆寛監督に対してなのだが、気象現象とヤクルトの戦いぶりに、いったい何の関係があるというのか。
スポーツ紙遊軍記者がその理由を解説する。
「池山監督の育ての親である故・野村克也監督は、エルニーニョ現象の年に好成績を残しており、本人もそれを十分に意識していました。愛弟子の池山監督もそのことは分かっており、秘かに意識しているようです。ケガ人が続出したオープン戦ではベンチ前に塩を撒いたり、盛り塩をするなど縁起を担ぐのは、勝った試合に履いていたパンツをそのまま履き続けた野村監督と同じですし…」
ラニーニャ現象が発生した阪神時代は3年続最下位に
事実、野村ヤクルトがエルニーニョ現象の年に強かったことは、データが示している。エルニーニョが発生した1991年はヤクルトの監督に就任した2年目で、初のAクラス3位を確保。強いエルニーニョが発生した1993年は2年連続でセ・リーグ優勝し、日本一にも輝いている。
当時、観測史上最大といわれたエルニーニョ現象が発生したのは1997年だったが、野村監督はセ・リーグ優勝と日本一に導いた。
逆にラニーニャ現象が発生した1999年から2000年は阪神の監督だったが、2001年も含めて3年連続最下位に終わっている。
ヤクルト球団OBも言う。
「野村時代を知る古い球団関係者も、エルニーニョ発生の可能性に秘かに期待しているようです(笑)」
師の野球理論だけでなく、いいジンクスも受け継いでいれば、今年のヤクルトはひょっとすればひょっとするかもしれない。
(阿部勝彦)
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