社会

知ってるつもりで説明できない、ビール・発泡酒・新ジャンルの違いってナニ?

20150413kirin

 春のレジャーシーズン到来。旅先はもちろん、海や山でのBBQ、スポーツ大会の後の打ち上げなど、青空の下でお酒を飲む機会も増える今日この頃。ビール大手各社もこの商機を逃さんばかりと、新たな商品を続々と発売してきている。いまや味で選ぶか値段で選ぶか、はたまた機能性で選ぶべきか、ビール選びも一筋縄ではいかなくなってきた。

 そこで、多種多様なジャンルも増えたこの機会に、改めてビール/発泡酒/新ジャンルそれぞれの違いについて確認しておこう。

 まずは「ビール」と呼ばれる商品。これは麦芽を原料の3分の2以上使用し、副原料においても麦芽や麦、ホップ、米、とうもろこし、でんぷん等の政令によって許可されたものを使用して作られたものをいう。税率が最も高いこともあり、それが価格に反映されているのは御存知の通りだ。

 一方人気は「発泡酒」。こちらは麦芽使用率が3分の2未満で、ビールとしては使用できない副原料、またはその他の原料の制約もない。麦芽比率の違いによって税率も3段階あり、同じ発泡酒でも値段にバラつきがあるのはこのためだ。

 そして最後は「新ジャンル」と呼ばれるもので、酒税法では「その他の醸造酒」あるいは「リキュール」に分類されているもの。麦芽や麦以外を主原料に使ったものや、従来の発泡酒に麦由来のスピリッツや蒸溜酒などを加えたものなどがある。

 発泡酒も新ジャンルも、ともにビールに近いおいしさを目標に作られたもので、最近では「ビールより飲みやすい」と好んで買うファンも増えているとか。なかでも1998年の発売以来、17年連続発泡酒売り上げNo1の「麒麟 淡麗〈生〉」は、名称もパッケージも新たに、この春「淡麗極上〈生〉」にフルリニューアルし、さらなる「ビールに負けないうまさ」を追求。コクとキレを大幅にアップしたことで「飲みごたえ」「ビールに近い味」など味覚の部分で現行品を大きく上回る高い評価を得ている。

「うまい」「安い」「健康志向」などさまざまな選択肢が増える昨今、いっそ飲み比べて、自分の好みにピッタリ合った1本をみつけてみるのもおもしろい。

【参考】 http://www.kirin.co.jp/products/beer/tanrei/

 

カテゴリー: 社会   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
2
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
3
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
4
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
5
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え