芸能

嵐・相葉主演の池井戸ドラマは、なぜ「半沢直樹」になれなかった?

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 5月4日に放送された嵐・相葉雅紀主演ドラマ「ようこそ、わが家へ」(フジテレビ系)の視聴率が10.0%を記録した。今期、他のドラマも軒並み低視聴率を記録するフジテレビだが、いよいよ月9も1ケタドラマの仲間入りをする日が近いと、テレビ誌記者は語る。

「フジテレビは現在、堺雅人主演『Dr.倫太郎』(日本テレビ系)の裏で放送されている『心がポキッとね』は初回こそ10.4%でしたが、その後5.3%まで大幅ダウンしてしまった。他にも渡辺麻友&稲森いずみ主演の『戦う!書店ガール』は4.7%、医療ものに恋愛要素を合わせた『医師たちの恋愛事情』は8.3%と散々な状況です。そんな中、唯一、放送開始から2ケタを記録しているのが月9だったのですが、ついに崖っぷちのところまで来ている。かつては一時代を築き上げたフジテレビのドラマですが、いよいよ崩壊する日が近いのかもしれません」

 当初、フジテレビでは池井戸潤原作ということで「半沢直樹」や「花咲舞が黙ってない」のような高視聴率が期待されていたという。それではなぜ、「ようこそ、わが家へ」はここまで視聴者に避けられてしまったのだろうか。

「まず、週の頭からホラー要素を含むような内容は敬遠されやすいというのがあるでしょう。また本作の重要人物として登場する山口紗弥加演じる西沢摂子は、上司の不正を暴く女版・半沢直樹のような活躍を視聴者は期待していました。しかし、第1話からドラマとしてのカタルシスがあった『半沢直樹』と比べ、『ようこそ、我が家へ』では一向にその瞬間がやってこない。4話にしてようやく上司への反撃が成功するも、その時にはすでに多くの視聴者が離れていたようです」(前出・テレビ雑誌記者)

 他にも展開の遅さなど、ストーリーに動きがないことなどを視聴者から指摘されている「ようこそ、わが家へ」。今後、なんとか2ケタをキープし、フジテレビとしての意地を見せることができるのだろうか。

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