芸能
Posted on 2015年05月13日 09:58

嵐・相葉主演の池井戸ドラマは、なぜ「半沢直樹」になれなかった?

2015年05月13日 09:58

20150513aiba

 5月4日に放送された嵐・相葉雅紀主演ドラマ「ようこそ、わが家へ」(フジテレビ系)の視聴率が10.0%を記録した。今期、他のドラマも軒並み低視聴率を記録するフジテレビだが、いよいよ月9も1ケタドラマの仲間入りをする日が近いと、テレビ誌記者は語る。

「フジテレビは現在、堺雅人主演『Dr.倫太郎』(日本テレビ系)の裏で放送されている『心がポキッとね』は初回こそ10.4%でしたが、その後5.3%まで大幅ダウンしてしまった。他にも渡辺麻友&稲森いずみ主演の『戦う!書店ガール』は4.7%、医療ものに恋愛要素を合わせた『医師たちの恋愛事情』は8.3%と散々な状況です。そんな中、唯一、放送開始から2ケタを記録しているのが月9だったのですが、ついに崖っぷちのところまで来ている。かつては一時代を築き上げたフジテレビのドラマですが、いよいよ崩壊する日が近いのかもしれません」

 当初、フジテレビでは池井戸潤原作ということで「半沢直樹」や「花咲舞が黙ってない」のような高視聴率が期待されていたという。それではなぜ、「ようこそ、わが家へ」はここまで視聴者に避けられてしまったのだろうか。

「まず、週の頭からホラー要素を含むような内容は敬遠されやすいというのがあるでしょう。また本作の重要人物として登場する山口紗弥加演じる西沢摂子は、上司の不正を暴く女版・半沢直樹のような活躍を視聴者は期待していました。しかし、第1話からドラマとしてのカタルシスがあった『半沢直樹』と比べ、『ようこそ、我が家へ』では一向にその瞬間がやってこない。4話にしてようやく上司への反撃が成功するも、その時にはすでに多くの視聴者が離れていたようです」(前出・テレビ雑誌記者)

 他にも展開の遅さなど、ストーリーに動きがないことなどを視聴者から指摘されている「ようこそ、わが家へ」。今後、なんとか2ケタをキープし、フジテレビとしての意地を見せることができるのだろうか。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク