芸能
Posted on 2015年07月19日 17:59

嵐・櫻井の父親が大出世でジャニーズの仕事が減る?

2015年07月19日 17:59

20150719sakurai

 嵐・櫻井翔の父親で、総務省の桜井俊総務審議官が、今月末にも次の事務次官に任命されるのではと話題になっている。事務次官とは大臣を除けば各府省におけるトップの地位であり、官僚にとっては出世の階段の頂点に位置する。要するに、とっても偉い人になるわけだ。

 櫻井父が事務次官となれば、息子の翔やジャニーズ事務所にとってもメリットがありそうなものだが、実際にはその逆になる可能性が高い。なぜなら、公務員である官僚には高い自制心が求められ、それも政府機関の長となれば周りの目も一段と厳しくなるからだ。要するに、「父親の権力を利用するのは許さんぞ!」ということである。

 ちなみに総務省は、かなり幅広い業務を受け持っている。身近なところだけでも消防、郵便、選挙、携帯電話などの通信、そしてテレビ局などの放送を担当しているのだ。このように一般市民の目に触れる機会の多い分野を網羅しているのが総務省の特徴でもある。

 これらの分野では、啓蒙の目的で芸能人を起用する機会も少なくない。消防関連なら防火を呼びかけるポスターや、選挙関連なら投票を呼び掛けるポスターはほとんどの人が目にしているはず。この手の公的なキャンペーンはタレントのイメージアップに繋がるので、多くの芸能事務所が狙っているところだ。

 もしそこにジャニーズのタレントが出演したら、世間はどう思うだろうか? 「櫻井のお父さんが偉い人だから優先的に使われるんだな」と勘繰られても不思議はない。そういった声を完全に防ぐ方法はただひとつ。ジャニーズのタレントを一切起用しないことしかない。

 さらに、総務省がテレビ局の監督官庁であるのも厄介なところだ。たとえば放送内容についてテレビ局に指導を入れるのも、総務省の仕事である。そうなると、ジャニーズタレント出演の番組でなんらかの問題が発生した場合、「父親の顔を立てて厳しい指導をしないんだな」と批判されてしまうのは火を見るよりも明らかだ。

 これらの状況を考えると、櫻井父の出世は、ジャニーズ事務所にとっては何らメリットがないことになる。人様の出世に対して外野があれこれ言うのは野暮というものだが、ジャニーズ事務所や櫻井翔にとっては、「あれは父親のことで本人とは無関係」というポジションを取るしかないだろう。父親があまりに偉すぎるのもまた、面倒なもののようだ。

(金田麻有)

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