マイナー契約からマリナーズの開幕ロースター入りを目指すムネリンこと、川﨑宗則内野手(30)が、メジャー昇格に向けて必死のアピールを続けている。そのかいあって、9日に行われた選手を選別する第一次カットは免れた。
「オープン戦で5戦連続安打をマークしたこともあり、ウエッジ監督も『何かをやってくれそうだ』と期待を抱かせるコメントを発しています。監督は、川﨑のプレー以外の立ち居ふるまいにも好感を持っている。その最たる例が、彼の奇妙な英語です」(スポーツ紙デスク)
キャンプで初めて二塁の守備練習を行った日には、後方への飛球に「イチロー、そこをどけ!」と覚えたての英語で絶叫。この時、右翼にイチローはいない。それをあたかもいるかのように叫ぶ川﨑の姿に、監督やコーチから思わず笑いが漏れた。
日本からの取材陣に対しても“おバカすぎる”英語を随所に挟み込んでいる。現地に滞在するスポーツ紙記者が言う。
「英語のほうはどう? という質問に対して『YEAH!』(本当、そうかい)と答えたり、坊主頭にした理由を聞かれると、『これね、ただのミス、I am mistake』(正しくはI made a mistake)とかね(笑)。また、日本の時のクセで、ランニング中に大声を張り上げたら『チームメイトから、黙れ! って怒られた』そうです」
だが、決して嫌われているわけではない。
「首脳陣も『練習中、とてもエネルギッシュで、英語や日本語で絶えずコミュニケーションを取っている』と評価しています。実際、打撃コーチの指示を聞き取るために横に立ち、自分がどのグループのどこでプレーするのかを確認したかと思えば、チームメイトと笑顔で会話を交わすなど、精力的に動いています。メジャーとマイナーの違いはあるかもしれませんが、イチローが入団した時とは大違いです」(前出・スポーツ紙デスク)
もっとも、安心するのはまだ早い。ここまで対戦したのは、実績のない若手投手がほとんど。今後、各球団のローテーション投手との対戦で真価が問われる。
「一線級投手への対応しだいではマイナー落ちする可能性もあります。少々活躍した程度では信頼はされない。これは、松井稼頭央や岩村明憲などが期待ハズレに終わったことで、日本人内野手全体の潜在能力に対する疑問が持たれているからです」(前出・記者)
12日のオープン戦では、二遊間の打球を捕る際に遊撃手と交錯するシーンも見られた。
「大事には至りませんでしたが、とっさの場面での英語力は問われるかもしれませんね」(前出・デスク)
マリナーズの開幕戦は28日に東京ドームで行われる。はたして、ムネリンは凱旋帰国できるのか。
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