スポーツ

2015年プロ野球”ワーストナイン”はコイツらだ!「セは阪神・和田監督、パは楽天・大久保監督がワースト監督」

20151112i

 そのオリックスをも下回り、2年連続の最下位に終わった楽天。まともに働いた選手はほぼ皆無で、1人に責任を負わせるのは酷かもしれないが、他チームの選手との比較で、ベテランの後藤光尊(37)を選出した。球団関係者によれば、

「8、9番を打たせておく分には特に問題ない選手なのですが、なぜか5番で起用されることも多かった。出塁率2割6分5厘の打者にクリーンアップを打たせちゃいかんですよ。実は後藤は三木谷浩史オーナーのお気に入りで、起用法に関してもオーナーのプッシュがあったんです」

 最後にワースト監督にも触れておこう。セ・リーグは今季限りで退団した阪神・和田豊監督(53)。他チームのもたつきで何とかCSに滑り込んだが、勝率は4割9分6厘。決して強いと言える戦いぶりではなく、監督の指揮にも各方面から批判が集まった。特に、キャンプ合流に遅れたゴメス(31)や、サイン無視のメッセンジャー(34)に厳しく注意しないなど、外国人選手を野放しにする姿勢に、日本人選手はアキレていたという。阪神担当記者も選手と同様の感想だ。

「前述の上本の打順を含め一貫性のないオーダー変更にも反発が出ていました。優柔不断で、評論家がスポーツ紙でどうコメントしているかばかりを気にかけ、自分の考えではなく評論家の言い分を取り入れていました。もともと和田監督は昨季終了の時点で岡田彰布氏(57)か金本知憲氏(47)=現監督=に交代するはずだった。それがCSで巨人に4連勝して日本シリーズに出たことで続投。その時点で、選手たちのモチベーションは下がっていました」

 パ・リーグは、わずか1年で辞任した楽天・大久保博元監督(48)で異論はないだろう。外国人打者がそろって働かず、7月までに主力野手5人が故障離脱などという同情の余地はあるものの、三木谷オーナーの「天の声」にあらがえなかった責任は大きい。

「三木谷オーナーは試合前にスタメンをメールで送るだけでなく、試合途中に選手交代の指示まで出す現場介入ぶりでした。星野仙一前監督(68)=現副会長=ははねつけていたそうですが、デーブ監督は従っていた。これではコーチ、選手はたまったものじゃありません」(スポーツ紙デスク)

 来季は梨田昌孝新監督(62)の下、巻き返しを図る楽天。はたしてオーナーの呪縛を解くことはできるのか──。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身