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白鳳が仕掛ける「貴乃花理事誕生」の裏工作!

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 日本人にならなければ無理──。北の湖理事長の見解で絶望視されていたモンゴル人横綱・白鵬(30)の一代年寄に展望が開けてきた。貴乃花親方が、功労者の白鵬に一代年寄を与えないのはおかしい、と考えているからだ。それを知った白鵬は‥‥。

「北の湖理事長は人生勉強が足りない。世の中の動きに合わせて、相撲協会が対応できるゆとりがない。そもそも外国人が親方になれるかどうかの問題が出てきたのは、ハワイ出身の高見山が優勝してからです。しかし、当時の春日野理事長(元横綱栃錦)は監督官庁の文部省にも断ることなく、こっそり『外国人は親方になれない』という規則を作ってしまった。あれから30年以上も経過し、白鵬のおかげで、スキャンダルで揺れた大相撲がここまで人気を盛り返してきた。それなのに、国籍を盾に何もしないのはおかしいですよ」

 こう憤るのは、相撲ジャーナリストの中澤潔氏。今から30年前、高見山が引退する間際、中澤氏は文部省の体育局スポーツ課の課長に、「外国人を連れてくる時はいいことを言うのに、やめる時は、日本人じゃないから年寄になれない、と言うのはいかがなものか」と問いただした。すると、課長は「出口を塞ぐなんて確かにずるい」。中澤氏がそれを春日野理事長に伝えたところ、「いや困ってるんだ。いい方法を考えるよ」と答えた。実はそれが「外国人はダメ」という規則だったのだ。結局、高見山は日本に帰化して問題は決着したのだが‥‥。

 翻って現在はというと、モンゴル人でも一代年寄を与えるべき、との考えを持つのが貴乃花親方である。

「貴乃花親方は優勝22回。なのに優勝35回の大横綱が、国籍が日本ではないからという理由で一代年寄になれないのはおかしい、と思っている」(相撲関係者)

 毎年、九州場所は初場所後の理事選挙をニラんでさまざまな情報戦が展開される。貴乃花親方の意向を知った白鵬は、「貴乃花理事長」を誕生させるべく電光石火、自身を含むモンゴル人の3横綱と、モンゴル出身の先輩、大島親方(元関脇旭天鵬)の4票を取りまとめる裏工作に動いたという。相撲関係者が続ける。

「貴乃花一門は2人の理事を出すことも可能な勢いですが、理事長となるとそうはいかない。10人の理事のうち6人を味方につけなければならないからです」

 北の湖理事長は八角親方を後継者と認めており、秋場所では左目負傷で欠席した北の湖理事長に代わって、初日に協会の挨拶を行った。この八角親方が筋金入りの守旧派で、日本人でないかぎり一代年寄は認められないとしているのだ。部屋関係者が言う。

「北の湖理事長の後押しがあるものの、八角さんが再選されるかどうかは微妙でしてね。というのも、高砂一門はモメており、八角部屋からは直系の谷川、陣幕の2人の親方が九重部屋に移った。昨年1月に(理事落選で)煮え湯を飲まされた九重親方は、(弟弟子だった)八角には絶対負けない、とリベンジを誓っている」

 一方で、出羽一門も若手に刷新されようとしている。北の湖理事長は大腸ガン、糖尿病に加えて、腎臓病も併発。人工透析の危機に瀕していると言われ、

「理事なんてとても無理。相談役という形で協会に残りそう」(スポーツ紙記者)

 出羽一門は理事の出来山親方、千賀ノ浦親方が勇退。豪栄道ら強豪力士を擁する境川親方と玉ノ井親方が理事に選出されそうな勢いだ。

「玉ノ井親方が理事になれば、貴乃花親方に1票投じるはず」(前出・相撲関係者)

 さらに、友綱親方も勇退すると見られるが、後任は誰になるのか。

「実は友綱さんの弟子である浅香山親方が有力視されているんです。彼は貴乃花親方とも親しい。結局、若手が理事の多数を占めれば、自然と貴乃花親方支持に回るんです」(元力士)

 白鵬の裏工作をきっかけに、情勢は貴乃花親方有利に傾いているようで、

「北の湖理事長はあれだけ活躍した白鵬を別の方法で表彰するのかと思っていたら、何もする様子がない。恐らく貴乃花に史上最高額の1億3000万円の功労金を支給したから、それを超える功労金をやっておけばいい、くらいに考えているのでしょう」(中澤氏)

 白鵬の悲願、なるか。

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