スポーツ
Posted on 2015年12月10日 01:56

サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ウインミレーユが混戦に断!」

2015年12月10日 01:56

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 今週は2歳女王決定戦「阪神ジュベナイルF」が行われる。重賞勝ち馬が3頭登録しているが、傑出馬不在の混戦模様。波乱あり、と見た万券王・水戸は、デビュー前から注目しているウインミレーユに◎を打った。

 同じコース、距離で争われる桜花賞との結び付きは強く、来週行われる2歳馬総決算の朝日杯FSよりも注目すべき一戦と言っていいかもしれない。

 実際、一昨年、昨年とも2着惜敗だったハープスター、レッツゴードンキが、晴れ舞台の女王の座に就いている。勝ったブエナビスタ(08年)、アパパネ(09年)もまたしかりである。

 が、それでも荒れるイメージがついて回るのは、消長が激しく、つかみどころのない若い牝馬による競馬だからだろうか。

 馬単を導入した02年以降の13年間を振り返ってみよう。その馬単で万馬券が飛び出したのは4回(馬連は3回)。波乱のうちに終わるのは3回に1度と他のGIに比べて決して多くはない。それでもこの間、1番人気馬は3勝、2着2回。2番人気は、わずか1勝、2着も1回のみ。ということで、有力馬でも“絶対視”できないことがわかる。

 今年の顔ぶれを見渡してみると、メチャ強いと思える馬がいない。関東の前哨戦アルテミスSは、伏兵のデンコウアンジュが制したが、この際の体重が前走の未勝利戦を勝った時から18キロも減っていた。なので今回は、その反動が心配されるところだ。2着のメジャーエンブレムは右回りに替わるのはプラスだが、関西までの初輸送と、難点の折り合いに不安を残す。

 関西の前哨戦ファンタジーSは、1着のキャンディバローズ、2着のメジェルダともにスピードで勝るものの、決め手を欠く印象が強く、マイルでの激しい競馬を乗り切れるのか、疑問視したくもなる。

 ということで、今回は波乱の目も十分あるのではないだろうか。穴党としても混戦とにらんだ。

 最も期待を寄せてみたいのは、ウインミレーユだ。

 当方はデビュー前から注目していた馬。特に目立った追い切り時計は出ていなかったが、追ってからの反応のよさと、小柄でも、あか抜けて均斉の取れた好馬体に魅せられてのこと。新馬戦はサンスポ紙面で自信の◎印をつけたものだ。図星の結果で6番人気ながら楽勝だった。

 手綱を取ったのは減量の恩典(3キロ減)がある石川騎手だったが、悪びれることなく「同じ斤量で走っていても結果は同じ。かなり強い馬です」と、レース後に語っていたのを覚えている。

 だから続く新潟2歳Sでも期待していたが、まさかのブービー負け。パドックなどでテンションが高かったことを思うと“2走目のポカ(2走ボケ)”だったと思うが、使い込んでいたうえに、湿って悪かった馬場(やや重発表)も影響していたのだろう。

 が、一息入れたあとの前走りんどう賞では、前出の有力候補メジェルダに差し切り勝ち。汚名を返上してみせた。

 この中間は、使われたことでさらに良化。1週前の追い切りでは軽快かつリズミカルな動きを披露。状態のよさを誇示していた。ならば勝負強いステイゴールド産駒で、春の天皇賞を制したビートブラックの妹という良血。さほど馬場が悪化しないかぎり、混戦に断を下してくれるはずだ。

 同じステイゴールド産駒ウインファビラスクロコスミアペルソナリテは、ぜひ連下として押さえたいところだが、目下500万条件馬の出走枠が1、2頭あり、この中にペプチドサプルが潜り込めるようなら大きく狙ってみたい。

 馬体のよさ、血統(母系)、レースセンス。どれを取ってもすばらしく、大物であることは間違いない。今後の注目株だ。

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