スポーツ

“名物穴党記者”万券座談会 大荒れ必至の「有馬記念」は“トリプルスリー馬券”の爆買いで大儲けだ!(2)

201512310107b

椎名 ところで、水戸さんも山河さんも、今年の流行語大賞を覚えていますか。

水戸 「トリプルスリー」と「爆買い」だろ。

椎名 そうです! その2つの言葉にこそ、今年の有馬記念を解くヒントが隠されているんですよ!

山河 トリプルスリーは?

椎名 今年は3歳馬が3頭出走します。中でもキタサンブラックはキタ“サン”ですよね。

水戸 距離が長いと思われていた菊花賞を勝ったのだから、2500メートル、小回りコースと条件はそろっているよな。

山河 菊花賞は枠もよかったし、北村宏騎手が最高にうまく乗りましたからね。

椎名 それでも勝ちは勝ち。しかも中山はスプリングSとセントライト記念の重賞を2つも勝っている。

山河 でも、本当に強いなら、皐月賞(3着)も勝っていたはずで、重賞2勝のレースは相手のレベルが高くなかったですからね。

椎名 今回は(横山)典さんに乗り替わるけど、腕を見せようと張り切っているはずです。こういう時の典さんは怖い。

水戸 私は3歳馬の中ではリアファルを上位に取る。菊花賞の3着は強かった。

山河 僕も同じ意見です。芝3戦【1】【1】【3】着。キャリア的にもまだ底を見せていません。それに鞍上ルメールですから、ジョッキー込みで怖い1頭です。

水戸 ただ、この時期の3歳馬は難しいんだよな。

椎名 そうですかね。有馬記念は、3歳馬がよく勝っていますけど。

水戸 まだ成長期だから調整が難しく、関係者の思惑とは違って、体重が大きく増えて出てきたりして。キタサンとリアファルの2頭は、1週前と本追い切りを見てから最終的な判断を下したい。ルージュバックはここ目標に計算ずくで出てくるから、そうした心配はなさそうで、要注意だ。

椎名 ですね。僕の本命です。桜花賞の前までは、ダービーに行ってもおもしろいんじゃないかと言われていたほどの器ですから。

山河 雄大なフットワークは東京向きで、初コースとなる中山は、行ったら味がない気もしますけどね。

椎名 いや、この馬は、ここまでツキがなかっただけ。桜花賞はスローペースを下げちゃって競馬にならず、それがあってオークスは前に行ったらペースが上がってゴール前で差された。さすがにここはマークが薄くなるから、戸崎騎手は思い切って乗れる。3歳馬の中では状態もいちばんいい。

水戸 展開は3歳馬の2頭がカギを握るわけか。

山河 リアファルが逃げて、キタサンが2番手。ペースはそんなに速くならなそうですね。

椎名 で、最後にルージュバックが差し切って3歳馬による「トリプルスリー」が完成。もうこの3頭のBOX馬券を「爆買い」するしかないでしょ(笑)。

<座談会メンバー>

水戸正晴:サンケイスポーツ記者。本誌で「万券を生む血統論」を連載する大穴党。狙うのはどのレースでも1年に1度は手にしてきた帯封(100万円)。この有馬記念で実現する!?

椎名竜大:スポーツ報知記者。10年に穴党に転じた直後のスプリンターズSで35万馬券を的中し、一気にブレイク。カラオケ党でもあり、他人のマイクを奪ってブレイクすることも。

山河浩:東京スポーツ記者。97年入社後、一貫して中央競馬担当の大穴党。04年、皐月賞の馬単を1点勝負。150万円余を的中させるも、ダービーで同じ2頭に突っ込んで紙くずに。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
2
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…
3
またまたファンが「引き渡し拒否」大谷翔平の日本人最多本塁打「記念球」の取り扱い方法
4
打てないドロ沼!西武ライオンズ「外国人が役立たず」「低打率の源田壮亮が中心」「若手伸びず」の三重苦
5
京都「会館」飲食店でついに値上げが始まったのは「他県から来る日本人のせい」