芸能

“伝説のいい女”に会いたい!「<Gメン’75>中島はるみ」

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 JJの初代モデルを務めるなど、クールビューティな雰囲気が魅力だった中島はるみ(56)。引退後も幸せな日々を送っていたが、世界的な「あの日」を境に一変した──。

「Gメン’75」(75~82年、TBS系)の4代目女刑事・吹雪杏子役のオファーが来たのは80年のことでした。私が「11PM」(日本テレビ系)のカバーガールをやっているところをプロデューサーの方がごらんになられ、それで声がかかったんです。

 私は芝居経験などなく、自分では無理だろうと思っていました。ところが、1週間後には、もう撮影が始まっていました。

 歴代の女性刑事は森マリアさんや夏木マリさんなどアクションのシーンが多く、私もハイヒールのまま病院内を走らされました。そのため、すぐに捻挫(笑)。そのあとに有名な「滑走路を歩くオープニングタイトル」を撮ったのですが、痛くて痛くてしかたなかったですね。

 番組の顔はもちろん丹波哲郎さんです。ただ、言われているように丹波さんは本番の直前にいらして、自分のシーンを撮ったらすぐに帰ってしまう。現場で「おはようございます」って挨拶したら、すぐに「お疲れ様でした」と言っている感じで、ほとんどお会いしていないですね。

──

 1度だけハードなベッドシーンに挑んだのは、鈴木則文監督による「文学賞殺人事件 大いなる助走」(89年、アジャックス)でのこと。佐藤浩市を相手に、全裸で熱演した。

──

 あれが引退する前の最後の仕事になりました。もちろん、仕事として濡れ場をやるわけですから、ためらってなどいられない。そこは無我夢中でやった記憶があります。

 そして6歳年上の男性と結婚し、夫には私の父がやっていた不動産業を引き継いでもらいました。私の家は母親が男性に対して異様に厳しく、それまでもおつきあいした人はいましたが、「あんなのと結婚したら縁を切る」と言われて破談になったこともありました。

 それを乗り越えての結婚で、不動産業のほうも自宅兼事務所という形で私もお手伝いするようになりました。マンション用地やパチンコ店舗の仲介を中心に、まあまあ順調に回っていたと思います。

 それが一変したのは、08年9月のリーマン・ショックです。あっという間に負債は3000万円になり、私たちは金策に追われる毎日でした。

 そんな時、自宅と仕事場が一緒というのは気がめいってしまいます。近くの喫茶店に行っては「もう、無理だね‥‥」とため息ばかりでした。

 それでも双方の実家の協力もあり、3年かけて無事に借金を完済。ほっとしたのもつかの間、夫に肺ガンが見つかりました。しかも、病院で「手遅れだから入院されても困る」と言われるほど末期の状態。

 夫は復帰する気持ちでいましたが、2週間で急死してしまったんです。私も失意の日々で、まして私たちには子供がいなかったからなおさら‥‥。

 それでも、CMのモデルを中心に仕事を再開し、母と2人で生活しています。亡き夫の分まで、生きていこうと思っています。

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