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それっていいの?飲み会の「シメにラーメン」OKの常識外テクをビックリ伝授!

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 忘年会が終わり、年が明けると新年会。居酒屋でしこたま飲んだあと、「やっぱりシメはラーメン」となるのが酒好きオヤジの必然!?いや、どうしてもメタボが気になる‥‥。と、そこへ、驚くべき朗報が登場した!

「アルコールを飲むと一時的に脱水に近い症状になり、水分が欲しくなります。これはアルコールに栄養分がないため、消化のステップを踏まず、直接腸に入って一気に燃焼するためです。人間のエネルギーのもとは糖分。特に脳を動かすのは糖しかありません。そのため、お酒を飲み始めてそろそろお開き、という時間帯になるとどうしても炭水化物が欲しくなり、それに脱水状態が加わって、炭水化物の中でも汁気のあるものを求めるのです」

 こう解説するのは、これまで5000人以上の食事を指導してきた管理栄養士のスペシャリスト、伊達友美氏である。

 酒を飲んだあとにラーメンを食べたくなるのは、人間が本来持っている「本能的食欲」だというのだ。だが深夜に脂っ気の多いラーメンとなれば、どうしても太る心配が頭をよぎり、翌朝の胸焼けにもつながりかねない。どうしたらいいのか。「夜中にラーメンを食べても太らない技術」(扶桑社)の著書がある伊達氏は言う。

「そんな場合は、食前に野菜ジュースを飲んでおくこと。野菜ジュースには、消化を助けるビタミンやミネラルなどの栄養素が多く含まれています。また、ラーメンのような小麦粉の加工品を食べると急激に血糖値が上がりますが、野菜ジュースは糖の吸収を緩やかにして血糖値の上昇を抑えてくれるというわけです」

 最初に具のメンマやホウレンソウなどから食べること。酢をかけるのもオススメなのだとか。

「具材から食べることで糖の吸収が緩やかになりますし、酢には血糖値の上昇を抑える効果があるので、悪い油など酸化したものを中和する効果があるんです」(前出・伊達氏)

 驚くことに、伊達氏が推奨するのは、卵入りのチャーシュー麺である。

「一般的には野菜たっぷりのラーメンのほうが体にいいのでは、と思われがちですが、実はラーメンに入った野菜にそれほど栄養はありません。それよりもラーメンで不足なのはたんぱく質。肉や卵を加えてたんぱく質をきちんととることが重要です」

 そして、こんな「常識外」なテクニックも──。

「水分を補給するということと、体を温めるということを考えたら、最低、スープの半分は飲むべき。塩分を気にするのであれば、味噌ラーメンがオススメです。味噌にはカリウムが多く含まれているので、体に蓄積している余分なナトリウムを排泄してくれる役目があります。ラーメン屋さんがお店の味を出すため、いちばん気を遣うのがスープ。それを残すなんて失礼です。スープを残すくらいなら、麺を残すべきですね」

 卵入りの味噌チャーシュー麺を注文し、できればスープは飲み干せ、である。

 ちなみに、味噌漬けなどの発酵食品は体を冷やさず腸内環境を整えてくれる効果があるため、

「居酒屋でサラダを頼むのなら、漬物の盛り合わせを注文したほうがいい」(前出・伊達氏)

 それでも翌朝、胃がもたれるようなら、無理に食事をすることはないという。

「夜にガッツリ食べたら、翌日は胃がスッキリするまで食べないことを心がけるべきです。基本的には水さえとっていれば大丈夫。特に男性の場合、朝食べなかったから昼は食べなくては、という習慣食いがメタボになる最大の悪因。今、自分の体はどんな栄養を必要としているのか、自分の心は何を食べたらハッピーな気持ちになるのか。そんな『おなかの声』を聞きながら、リクエストに応えてあげること。体内での『善悪の帳尻合わせ』によって人間の免疫力はしだいに高まり、自律神経を安定させ、結果、病気のリスクも少なくなるということをお忘れなく」

 夜中のラーメンを我慢するより、食べたら帳尻を合わせる。「悪」を減らすより、「善」を増やす加点の心得が大事だということだ。

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