エンタメ
Posted on 2012年05月21日 10:54

超時空対決「10番勝負」強いのはどっちだ(5) 【ボクシング】亀田興毅vs具志堅用高

2012年05月21日 10:54

修羅場のくぐり方がまるで違う具志堅が圧倒
最終ラウンドまでいっても5P差以上で勝つ!

 亀田興毅が3階級制覇なら具志堅用高はタイトルを防衛すること13回。もし、2人がジュニアフライ級のリングに立ち、死闘を演じたら‥‥。最強のボクサーはどちらか、ノンフィクション作家・織田淳太郎氏の見解はこうだ。

 具志堅が74年にライトフライ級のチャンピオンになった時、あまり期待もされなかった。ライトフライ級は当時、いちばん軽い階級でしたが、周囲は彼も作られたチャンピオンではないかとさえ思っていたんです。ところがどっこい、具志堅のボクシングはまさに格闘技と呼ぶにふさわしい、食うか、食われるかの丁々発止の戦いでした。
 今、グローブはミニマム級からスーパーライト級まで8オンス(227グラム)を使っていますが、当時は6オンス(170グラム)。しかも、メキシコ製の薄いものを使っていた。しかし、具志堅は果敢に打ち合い、13回のタイトル防衛のうち9回がKOでした。亀田とはボクシングの質がまったく違うと思いますね。世界戦の対戦相手を見てもランキング10位以内の強豪ばかりでした。そんな世界で13回防衛は称賛に値します。
 亀田は3階級制覇で知られるが、玄人筋にはあまり評価されていない。マッチメークから入り、「ランキング操作」して弱い相手と戦って勝っても、評価する人は少ない。
 2人が戦ったら、あまりかみ合わないのではないか。具志堅は積極的に打って出るでしょうが、亀田は攻撃と防御がはっきり分かれ、相手が攻めてくると、しっかり防御の態勢を固めてダメージを受けないようにする。安全運転のおもしろくないボクシングだからです。
 それに対して具志堅はハードパンチャー。相手に打たれると、ムキになって打っていく果敢なボクシングです。もし、亀田が具志堅のボクシングに合わせてしまったら、早いラウンドでKOされてしまうでしょう。具志堅は強豪選手と打ち合い、自分も相当なダメージを受けながら、勝ち抜いてきた。瞬発力もパワーもモノが違うからです。
 だから亀田は、防御をしっかり固めて、両者は互いにかみ合うことなく、12Rまで行くのではないか。そして、具志堅が終始攻勢に出て、最終的には5ポイント以上の差をつけて、具志堅が判定勝ちする、というのが私のジャッジです。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/3発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク