芸能

薬物譲渡したキーマン・野村貴仁に徹底密着インタビュー(1)高知市内の自宅を訪れると…

20160303d1st

 清原容疑者の逮捕以来、巨人時代の元同僚・野村貴仁氏(47)の衝撃的な証言が大きな波紋を呼んでいる。2日間にわたり、このキーマンに完全密着。“時の人”は笑みすら浮かべて饒舌に語りだすのだった。

 2月某日、記者は挨拶代わりに日本酒を持参し、高知市内にある野村氏の自宅を訪れた。庭に面した窓から入るよう促されたものの、縁側のいたるところにガラス片が散乱。細心の注意を払い、座敷に到着すると、空き缶や食品の容器が転がる中に野村氏が腰を下ろしていた。

「先週テレビが来てから、毎日何社も来るんや。『清原の公判が終わるまでこれ以上言わん』言うてるのに‥‥」

 辟易した様子で語る左手には50枚以上もの報道陣の名刺が握られていた。野村氏が一躍メディアの寵児となったきっかけは、2月9日に流されたニュース映像。ヘルメットをかぶり、首を覆い隠すほどの長い顎ひげをたくわえて取材に応える奇異な姿が視聴者のドギモを抜いた。

「家の掃除をしている時にいきなりテレビ局のヤツが現れて撮っていったんや。ヘルメットは掃除中、頭を守るためにかぶっとっただけで、ひげは地元の友達とかとしか会わんから昨年9月から剃ってなかっただけや。『あの映像は使うな』と何度も言うたのに勝手に使われたんや。土木作業員もしとらんし、仙人でもハゲ隠しでもないわ」

 野村氏はオリックス時代にセットアッパーとして活躍し、95年には防御率0.98を記録。その翌年には日本一に貢献するなど、スター街道を歩んでいたが、98年に巨人へ移籍した直後から、なんと清原容疑者に覚醒剤を譲渡していたというのだ。

「俺は96年から膝の痛みを和らげるために、グリーニー(アンフェタミン系興奮剤。違法薬物)を使っていた。それを知っていたのか、清原は俺が巨人移籍したあとに覚醒剤が手に入らないか聞いてきたんだ」

 缶ビールで喉を潤し、うまそうにタバコを吹かすが、野村氏はまだ深くは語らず、話はたびたび野球の話題に脱線。メジャーの名投手ノーラン・ライアンの動画を記者に見せながら、

「打者が片膝着く、まっすぐこそホンマモンの160キロや。大谷ではこうはいかん!」

 と、球速で判断する日本の野球評論家に釘を刺す場面もあった。記者が野村氏の理論にナットクし、談議を重ねていると突然、

「お前、野球わかるんやな。ビール飲め。話したるわ」

 すでに部屋に上がってから4時間が経過していた。

── 室内のゴミ袋は捨てないんですか?

「袋の中に、俺が捨てた覚えのないものが入れられとるんや。以前から、オフクロの写真が部屋にバラまかれたりしとった。清原もやってるやろしな」

── なぜ、そう言えるんですか?

「昨年、清原がお遍路で四国を回っている時に俺の部屋にお遍路の札がバラまかれとった。地元民はお遍路せえへんし、清原がやったんやろ」

── その清原容疑者ですが、1カ月で150回分もの覚醒剤を使用していたと報道されています。

巨人時代から、清原はキマッている時にさらなる快感を求め、何度も注射しとった。体も耐性ができるから、1回当たりの量も増えるやろし、今、それだけ使っていてもおかしくはないわ。‥‥当時の様子は明日話したる。日本酒は飲まんから、明日はビール持ってくるんやで!」

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
4
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身