スポーツ

史上初の有期失格に!巨人・高木京介は今年1年をどう過ごすのか?

20160323takagi

 野球賭博問題に関与した巨人の高木京介投手に対し、日本野球機構(NPB)の調査委員会は1年間の失格処分が相当とする見解を示した。同問題に関してはすでに笠原将生投手ら3人が無期失格に処せられているが、高木投手にはコミッショナーからも1年間の有期失格が言い渡される可能性が大きい。この処分について野球ライターが驚きをもって語る。

「NPBではこれまで12人の選手が失格処分を受けてきましたが、笠原らを含む全員が永久もしくは無期となっており、有期失格は高木投手が史上初のケースとなります。そもそも野球協約では賭博行為に関して『1年間または無期の失格』と定めており、今回はその両方が適用された形です。こうなると注目は、高木投手が今後1年間をどう過ごすかに集まるでしょうね」

 失格期間中の選手はプロアマを問わず、他球団との試合や練習に参加することはできない。その他の野球活動も制限されるため、スコアラーや敵陣偵察も不可能だ。ただし巨人の練習に関しては、球団の同意と選手自身による金銭負担を前提に、参加することが可能となっている。では高木投手は今季、巨人の練習に参加するのだろうか。前出の野球ライターはこんな予測を教えてくれた。

「巨人は高木投手を解雇せず、1年後の復帰を後押しするでしょうね。もしあっさり解雇してしまうと、NPB側があえて1年間の有期失格にした意味がなくなってしまい、面子を潰すことになりかねません。とはいえ、処分後すぐに練習に参加させると、球団として反省していないという批判を受けるのは確実。おそらくシーズン中は他の選手と接触させずに自主練習に専念させ、シーズン後に二軍や三軍の合同練習に参加させる形を取るんじゃないでしょうか」

 ちなみに野球協約では、球団施設を使って自主練習することは制限していない。どうやら今季は川崎市にある二軍用の読売ジャイアンツ球場に、高木投手の練習姿を取材しようとするマスコミ陣が押し寄せそうだ。

(金田麻有)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身