芸能

人気フリー美女アナが行列を作る「TOKYO MX」の秘密を総直撃!(1)名物Pは「天才的ど素人」

20160929u1st

 独自路線を突っ走る「TOKYO MX」に人気フリーアナが次々と進出している。MCの椅子は順番待ちの行列状態。インターネット業界にも舵を切り、民放キー局も無視できない存在に。飛ぶ鳥も落とすどころか焼き鳥にまでする勢いの、イケイケ「東京ローカルTV局」の秘密を出演アナたちに総直撃した!

 秋の番組改編期を迎えた民放テレビ局では、10月からスタートする新番組のラインナップが出そろった。

 視聴率低迷が続くフジテレビは、日曜夜7時に古舘伊知郎(61)を司会に迎えてバラエティ番組「フルタチさん」を開始。テレビ朝日では人気バラエティ番組「アメトーーク!」を週2回放送するなど、年間視聴率3冠の日本テレビを追撃するため、それぞれ策を講じている。

 そんな中、驚きの発表をしたのは、東京ローカル局のTOKYO MX(以下、MX)だった。

 9月9日、フリーアナウンサーの田中みな実(29)が、TBSの局アナ時代を含めて初めて帯番組「ひるキュン!」(月曜から金曜正午~)のメインMCを務めることが発表された。また同日には、元フジテレビの本田朋子(33)も情報番組「東京クラッソ! NEO」(日曜午後9時30分~)でMCに起用されることがわかった。

 女子アナ時代から知名度の高い2人の参戦について、MXのニュース情報番組「モーニングCROSS」(月曜から金曜午前7時~)でキャスターを務める元NHKの堀潤(39)はこう話す。

「日本の局アナは、自分の言葉でしゃべることが求められていません。対してMXでは現場の裁量に任されていて、意見を言える土壌があるので、田中さん、本田さんも『伝える場所』として選んだのでしょう。NHKの時に番組での発言が問題になった場合、上司から管理職、部署全体から統括している放送局まで連帯責任になりました。今はムダなストレスから解放されて、自由に仕事ができています。広いスタジオがあったり、説明用のボードをすぐに用意できないため、演出に頼らず、話の切り口で勝負することが求められるので、NHK時代よりも力量が問われています」

 MXは1995年11月に開局した、民放キー局のネットワークには属していない独立放送局。受信エリアは東京スカイツリーから約50キロ圏内だが、MXのスマホ向けアプリ「エムキャス」を利用すれば、放送と同時にインターネットで観られる番組も増えている。

 MXを代表するのは、「5時に夢中!」(月曜から金曜午後5時~)。11年前に放送が始まった頃から、マツコデラックス(43)をコメンテーターに起用して、現在のブレイクのきっかけとなった。

「5時に──」と兄弟番組の「バラいろダンディ」(月曜から金曜夜9時~)で、月曜から木曜のMCを務めるフリーアナウンサーの長谷川豊(41)が、人気の秘密は“天才的ど素人”大川貴史プロデューサーの存在にある、と言う。

「14年間在籍していたフジテレビで数々のプロデューサーを見てきましたが、大川さんは5本の指に入る天才であり、同時に『ど素人』なんです。キー局では、自称・頭がいいという人間たちが、あれをやってはダメ、これは言ってはいけない、と自分たちで勝手に常識を決めて、思い込んで番組を作っています。大川さんは素人感覚のまま、おもしろいと思ったものを全部やってしまうのです」

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
5
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策