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記事全文を読む→天才テリー伊藤対談「永野」(4)賞レースの優勝も視野に入れようよ
テリー 永野さんは、おととし結婚したんだね。
永野 はい。7年間おつきあいして、僕が40になる前に結婚しようという話になって、14年の8月に。
テリー じゃあ、今の状況をいちばん喜んでるのは奥さんだね。
永野 そうですね。不思議なもので、さっきお話しした「アメトーーク!」のオーディションに受かったのが14年の10月なんですよ。そこから急に忙しくなりましたから‥‥。
テリー 奥さん、“あげマン”じゃない!
永野 と思いますね。だから「結婚してよかったな」と。今は「もっと働け」「帰ってくるな」と言われ続けてますけど(笑)。
テリー 苦労かけた分、尽くしてあげなよ。収入も増えただろうから、広い家に引っ越してあげるとか。
永野 それは今、あまり考えていませんね。結婚してから奥さんの実家に住み始めたんですが、郊外なのでのんびりしていていいんですよ。前は(都内の)三軒茶屋とかに住んでいたりしたんですけど、いろんな情報が多すぎるせいか、精神的にもかなりギスギスしてしまって。思った以上に環境って、メンタルな部分への影響があるんですね。
テリー それ、すごくよくわかるよ。
永野 女の子や子供に受けてうれしいと思ったのも、引っ越した頃からなんですよ。だから、また都会に住んだら作るネタに影響が出て、マニアックなあの頃に戻っちゃうんじゃないかと、ちょっとビビっているところもあるんですね。
テリー そこまで自分でわかってるなら、そのままでいいんじゃないかな。
永野 それに仕事が終わって、タクシーで帰る時に都会の喧騒からどんどん離れていくじゃないですか。その風景を眺めていると、自分をクールダウンできるというか。
テリー なるほどね。ひらめき型の芸人は、そういうことを大事にしないとな。今後の目標とかある? ここまで来たら、賞レースの優勝なんかも狙ってほしいけど。
永野 どうでしょう‥‥僕の芸はあんまりそういうのに向かないんじゃないかと思うんですけど。
テリー いや、それはダメだな。「賞レースなんか」っていう気持ちは、さっきの「お笑い通にウケればいい」と同じだから。そういうものを受け入れる気持ちは、これからの永野さんにもっともっと必要じゃないかな。
永野 そうか、まだ自分を防御しちゃう悪い癖が残ってますね。これからは、もっとオープンマインドで頑張ります!
テリー ぜひチャレンジしてみてよ。最後に、永野さんの理想の芸人像みたいなものは?
永野 僕、アニメの「ちびまる子ちゃん」って1回も観たことないんですけど、主題歌の「おどるポンポコリン」ははやっている時に聴いてまして。その歌詞に「でんしんばしらのかげから お笑い芸人登場」っていうのがあって、それに何か感動したんです。だから、そういう芸人になりたいですね。伝わるかどうか、よくわからないんですけど。
テリー 確かによくわからない(笑)。でも、自分の中の目標だから、それでいいんだよ。
永野 あと、子供時代を過ごした80年代が明るくて好きなんです。だから自分はそんな80年代ムードの再現者というか、「軽いな、派手だな、バカだな」って、お子さんから年配の方まで幅広く笑ってもらえる芸人になりたいですね!
◆テリーからひと言
やっぱり突拍子もない芸人っていうのは、ピン芸人からしか生まれないのかもね。対談時に見せてくれた新ネタ「蛇の女王様」も最高! 最近は子供にも人気があるし、NHKの教育番組出演を目指そうよ。
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