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記事全文を読む→時津風部屋「殺人力士」が角界復帰していた!(2)「相撲が忘れられない」と…
さる力士も続ける。
「I氏のことは、(相撲協会の)協会員なら誰でも知っていると思いますよ。時津風親方の息子はわんぱく相撲でもぬきんでているし、知らない人はいない。かなりの有望株で、関取になるのは間違いない、と言われています」
今年7月、両国国技館で開かれたわんぱく相撲の全国大会で、時津風親方の息子に付き添っているI氏を、複数の相撲関係者が見かけている。
執行猶予期間を終えたとはいえ、時津風部屋に出入りして力士と接触し、国技館でも「活動」。絶対服従の親方の指示だったとはいえ、前途ある若者の命を奪った「殺人力士」が、角界に関わる。しかもコーチをしている「逸材」が将来、力士になるであろうことも予想される。そうしたことについての倫理観はどうなっているのか。
審判員として協会に出かける前の時津風親方を直撃するべく部屋を訪ねると、親方は不在。おかみさんに取材の主旨を伝えると、その後、親方から記者に電話がかかってきた。ちなみに時津風親方は、暴行死裁判で証言台に立ち、「(弟子が)有罪になっても支援を続けていく」と証言している。
──I氏が時津風部屋に出入りしていますね。
「Iは相撲が好きで好きでしかたがない。相撲が忘れられない、と言うんです。それならというので、週に1度か2度、息子の相撲を見てもらっている。コーチとしての報酬は一切、支払っていません。Iには別に仕事がありますからね」
──コーチは親方から依頼したのですか。
「本人はもちろん、やったこと(事件)の意味はわかっている。しかし、相撲から離れたくないという気持ちも強い。それでお願いしたんですよ。別に相撲を教えたからといって、名前を売るとか、表に立つとか、そういうことにはならないでしょう。本人はやったことについては真摯に反省をしている。それにねぇ、裁判でも明らかになったように、弟子というのは親方の指示に逆らえないんですよ。そういうことも考えあわせてくださいよ」
──しかし、協会にも出入りしていると聞きました。
「私の用事で、たまに協会にも行ってもらっているだけです」
──ポケットマネーは出ていないんですか。
「出していない。どうしてこんなことを問題にするんですか」
時津風親方の口調はしだいに強くなり、この件について記者に質問されることに憤慨しているようでもあった。相撲評論家の中沢潔氏は、驚きを隠さない。
「力士の中には、相撲界では生きられても他の世界では生きられないという人が少なくありません。確かに、相撲が好きで好きでならないという人もいる。しかし長年、相撲記者をやってきたが、こういうケースは聞いたことがない」
やはり、その倫理観に疑問を呈するのである。
アサ芸チョイス
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