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記事全文を読む→天才テリー伊藤対談「イジリー岡田」(3)高速ベロは伝統芸と励まされて…
テリー そんな状況が変わったのは、何かきっかけがあったの?
岡田 昔から知っている日本テレビのスタッフの方が、最悪のイメージだった僕を、日曜の昼にKinKi Kidsの堂本光一君がやっていた「ピカイチ」という番組で、当時まだ若手だった関ジャニ∞の村上信五君と一緒にレポーターとして使ってくれたんです。
テリー へえ、ジャニーズがメインの番組で、しかも日曜のお昼なんて完全にファミリー向けの番組だから、普通ならまず無理だろう?
岡田 その方以外のスタッフは、全員反対だったみたいです。ただ、ほとんどの出演者が「ギルガメ」世代だったので、僕のことを「夜の兄貴」的な感じで、好意を抱いてくれたんですよ。
テリー おもしろがってくれたんだ。
岡田 そこから、またイメージが徐々に変わってきました。でも10年くらい前に、あるバラエティでアイドルの私物を勝手に舐める仕事をやることになって。
テリー 「ギルガメ」時代の芸に戻ったわけだ。
岡田 僕はこれ1回で終わらせようと思っていたんですが、それを見た出川(哲朗)さんが、すごくホメてくれたんです。「下ネタは嫌いかもしれないけど、時代が1周して、イジリー君の高速ベロは伝統芸になっているんだから、これは絶対続けたほうがいい」とおっしゃってくれて。それですごく自信がついたんですね。
テリー 出川も、たまにはいいこと言うなァ(笑)。
岡田 たぶん、そのひと言がなかったら、もう高速ベロはやってないと思います。
テリー ものの見方って、時間とともに変わるからね。それこそ今だと、高速ベロもAKB48や乃木坂46みたいな若い女性アイドルにも受け入れられているんでしょ?
岡田 相変わらず「キャー!」みたいな悲鳴はいただいてますけどね(笑)。
テリー アイドルといえば、この前「イジリー岡田のニッポンのアイドル」っていう本を出したんだよね。
岡田 はい。これはもう、「僕が好きになったアイドル史」なんです。アイドルの一ファンだった頃から、この世界に入って仕事で関わってきたアイドルの方々との仕事を振り返った、ある種自伝的なものです。
テリー イジリーの好きになったアイドルって、どんな流れだったの?
岡田 最初にかわいいと思ったのが桜田淳子さんで、初めてレコードを買ったのはキャンディーズ。それに続いて、ドップリ頭まで漬かったのが石野真子さんです。石野さんがアイドルを引退されてからは、小泉今日子さん、菊池桃子さんという流れで。
テリー おお、まさに王道だね。そんなイジリーから見て、今のアイドルは昔と変わったところはある?
岡田 そうですね。やっぱりAKBさんの「今、会いに行けるアイドル」っていうコンセプトが生まれてから、より身近な存在になったと思います。昔のアイドルもレコード即売会とかで会えましたけど、もっと存在が大きかったですよね。
テリー うん、スターって言うだけあって、まさに手の届かない存在だったな。
岡田 それだけに、昔のアイドルって、今でも全然魅力が衰えないのがすごいなって思います。早見優さんや松本伊代さんも、当時とほとんど変わらないですものね。AKBさんたちも同じように年を重ねたらどうなっているのか、大いに気になるところです。
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