スポーツ

「居酒屋解説」松木安太郎に本人も知らない黒歴史があった!

20161206matsuki

「今のあぶなかった」「いやー、いいボールだ!」など酔っ払ったおっさんと同レベルの解説ともっぱらの松木安太郎氏。一部のサッカーファンからは「居酒屋解説」と呼ばれて愛されている。

「松木は『ちゃんとした解説をしようと思えばできるけれど、サッカーを知らない人向けにあえてこういう解説をしている』と話しています。解説を始めた当初は『解説になってない』『耳障りだ』と批判されることも多かったのですが、彼の思いが通じたのか今では人気になりました」(テレビ局サッカー中継関係者)

 これまでテレビ朝日で日本代表の試合を中心に活動してきたが、11月29日、TBSが中継した「Jリーグチャンピオンシップ決勝戦」で解説を務めたことからも、その人気ぶりがうかがえる。

 ところがそんな松木には、赤面ものの恥ずかしい黒歴史があるとサッカーライターは明かす。

「あれは2000年のことだったと思います。松木は1994年いっぱいでヴェルディ川崎(現東京ベルディ1969)の監督を辞めていましたが、用事があってよみうりランドにあるヴェルディのクラブハウスを訪れました。するとせっかく来たのだからと、ジュニアユースの練習に顔を出し、中学生たちを指導しました。たっぷり1時間は指導したでしょうか。久々の現場に気分を良くした松木は満足顔で帰っていきました」

 事件はこの後、このライターが子どもたちに松木の指導について感想を聞いた時に起きたという。

「子どもたちはみな『わかりやすいし的確だし、すごくよかったです。あの人、タレントさんとは思えないぐらいサッカー詳しかったですよ』と答えていました(笑)」(前出・サッカーライター)

 ヴェルディを率いてJリーグ開幕から2年連続優勝を成し遂げた松木をタレント扱いとは驚かされる。だが、1998年にセレッソ大阪の監督に就任したものの成績不振のためわずか半年で解任。当時、解説はほとんどやっておらず、テレビのバラエティ番組ばかり出ていたことを考えると「サッカーが好きなタレント」と思われるのも仕方あるまい。

「当時と今で知名度はだいぶ変わりましたが、松木のサッカーにかける情熱は少しも変わっていません。日本代表の試合でも空席が目立つようになってきた今こそ松木の力が必要なのかもしれません」(前出・テレビ局サッカー中継関係者)

 松木はきっとこう言うに違いない。「こっからでしょ、勝負は!」。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
「コーチに無断でフォーム改造⇒大失敗」2軍のドン底に沈んだ阪神・湯浅京己のボコボコ地獄
4
フジテレビ・井上清華アナ「治らない顎関節症」と「致死量ストレス」の不穏な関係
5
【大騒動】楽天・田中将大が投げられない!術後「容体不良説」も出た「斎藤佑樹との立場逆転」