芸能

「東京タラレバ娘」の視聴率下落は原作ファンにそっぽを向かれた結果だった!

20170207tarareba

 アラサーの独身女子3人を巡る恋愛ドラマの「東京タラレバ娘」(日本テレビ系)が、初回放送から落ち込んだ視聴率を回復できない状況だ。第1話では13.8%と上々のスタートを見せたものの、第2話では11.5%と急落。2月1日放送の第3話でも11.9%と微増にとどまり、悪くないと言われる内容に数字が伴なっていないのである。

 そんな迷走ぶりに対し、原作マンガのファンだという女性ライターは「当然の結果」との見方を示す。

「ハッキリ言って原作ファンのほとんどがもう観る気を失っているのが実情です。ただでさえ主演の吉高由里子さんらが原作のキャラに合っていなかったのに、ストーリーまで原作とは違ってきちゃいましたからね。ドラマ自体の出来は悪くないと聞いていますが、原作との違いに腹が立つのは分かり切っていますから、もうチャンネルを合わせることはないでしょう」

 このように原作ファンから見放されている状況は数字が裏付けていると、テレビ誌のライターが指摘する。

「1話目から2%ほど数字を落としていますが、それがちょうど原作ファンの人数に合致しているんですよ。ニュースで取り上げられる視聴率は関東エリアの数字がほとんど。その関東地区には約4300万人が住んでおり、単純計算で視聴率2%は86万人に相当します。その一方で原作マンガ(既7巻)は累計330万部で、1巻あたり47万部の計算。一部の巻だけ持っている読者もいますから、原作ファンを約80万人と見積もっても大きく外れてはいないでしょう」

 80万人にも及ぶ原作ファンを失ってしまった「東京タラレバ娘」。こうなったらあとは、原作を知らない視聴者にどれだけ訴求できるかが重要だ。原作ファンからやり玉にあげられている吉高らの奮起が期待されるところだろう。

(白根麻子)

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
2
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…
3
またまたファンが「引き渡し拒否」大谷翔平の日本人最多本塁打「記念球」の取り扱い方法
4
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
5
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」