芸能

マツコ初司会Nスペに「内容が無茶苦茶!どうすんのよ!?」の声が続出

 7月22日に放送されたNHKスペシャル「AIに聞いてみたどうすんのよ!?ニッポン」が注目を集めている。

 NHKでマツコ・デラックスが初MCを務めた同番組のテーマは「AI(人工知能)に聞く日本の閉塞感を打破する手がかり」。2020年まで全7回にわたり放送が予定され、今回は「プロローグ」となる。

 同番組ではNHKが開発したというAIが導き出した「40代ひとり暮らしが日本を滅ぼす」「健康になりたければ病院を減らせ」といった一見、荒唐無稽とも思える提言を紹介。

「どのような根拠に基づいてAIが判断したのか?」を解説するスリリングな教養番組となった。

 そんな同番組に関して、NHK局内での評判は意外なことに散々だという。

「局としての意気込みは去年の『新・映像の世紀』以上だったにもかかわらず『やらかしてしまった』と激震が走っているんですよ」と語るのは同局関係者だ。続けてもらおう。

「多くの視聴者から指摘の声が届いているのですが『相関関係』と『因果関係』を完全に取り違えた構成になっていました。番組で扱われた問題で言えば、決してAIが『健康になりたければ病院を減らせ』と提言したわけではないということです。単に『住民の健康指数が高い地域は病院が少なかった』という発見があっただけなのに『健康になりたければ病院を減らせ』と言いきるのは、AIでなく番組側によるミスリーディング。これでは『AIの提言に耳を傾ける』のではなく単にAIの立場を借りて無茶苦茶言っているだけの印象を視聴者に与えてしまう。文系の私でさえ見ていて『ヤバい』と思いました。『第7回まで持たないんじゃないか』といった声まで飛び出す始末ですよ」

 NHK内で「どうすんのよ!?」の声が続出しているのであった。

(白川健一)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    自分だけの特別な1枚が撮れる都電荒川線の「マニアしか知らない」撮影ポイント

    「東京さくらトラム」の愛称で親しまれる都電荒川線はレトロな雰囲気を持ち、映えると評判の被写体だ。沿線にバラが咲く荒川遊園地前停留所や三ノ輪橋、町屋駅前は人気の撮影スポット。バラと車両をからめて撮るのが定番だ。他にも撮影地点は多いが、その中で…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

    テレビ業界人が必ず見ているテレビ番組「次のブレイクタレント」「誰が最も面白いか」がわかる

    「業界視聴率」という言葉を、一度は聞いたことがあるはずだ。その名の通り、テレビ業界関係者が多く見ている割合を差すのだが、具体的なパーセンテージなどが算出されているわけではない。いずれにしても、どれだけ業界人が注目して見ているかを示す言葉だ。…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【オフの目玉】巨人・大城卓三FA権取得で「出ていく可能性」と「欲しい4球団」
2
もし今季の中日ドランゴンズに「大谷翔平」がいたら…ChatGPTが出した「順位」と「打撃成績」
3
アナウンサーの人事異動がニュースになる裏事情「腹いせに自分でリーク」「承認欲求を満たす」ケースも
4
記者をドン引きさせっぱなしの阪神・岡田彰布監督が本当に怒る相手は「身内」だった
5
「ZIP!」も「ウイニング競馬」も長期欠席…ジャングルポケット・斉藤慎二に「不穏な理由」