特集

「必殺仕事人」中条きよしが明かす斬新な殺し道具「三味線の糸」誕生秘話!

Sponsored

 時代劇に革命を起こした「必殺シリーズ」(ABC系)は、忘れがたいキャラクターの宝庫だった。とりわけ、中条きよし(71)が「三味線屋の勇次」として登場すると、その人気は決定的なものになった。

──別掲の1000人アンケートでも、「水戸黄門」などの並みいる強豪を抑えて「必殺仕事人」が1位に選出されています。

中条 それぞれのバランスがよかったんでしょうね。昼行燈と呼ばれながら凄腕の中村主水(藤田まこと)、何でも屋の加代(鮎川いずみ)、そして飾り職人の秀(三田村邦彦)もいた。

──ここに「新・必殺仕事人」(81~82年)から「三味線屋の勇次」が登場。シリーズの人気が、さらに爆発しました。

中条 その年のスペシャル版にゲストで出ていて、仕事人役のフランキー堺さんに太い縄で吊られて死ぬという役。それから堺さんがプロデューサーの山内久司を連れて、僕が歌っているクラブに来てくれた。堺さんがすごく推してくれたこともあって、その後の役者人生が変わる「勇次」に巡り会えたんです。

──勇次は、血縁こそないものの、おりく(山田五十鈴)を「おっ母さん」と慕う役。ともに、仕事人としても三味線の使い手です。

中条 おりくさんは、三味線のバチを使って相手を斬る。じゃあ、勇次はどうするか? 三味線の竿に刀を仕込むというのもあるだろうけど、ここは「糸」を、それもいちばん細い「三の糸」を使ったほうがいいと──。

 民放の地上波から「レギュラーの時代劇」が消えて5年以上が経つが、発売中の「週刊アサヒ芸能」では、完全保存版ワイド『「忍びの国」「関ヶ原」よりも男たちに刺さった黄金の「昭和テレビ時代劇」主役をオール直撃!』を大特集。

 中条きよし、西郷輝彦、瑳川哲朗、大信田礼子、栗塚旭など、黄金期の主役たちが知られざる秘話の数々を語っている。時代劇ファンは必読だ!

Sponsored by 株式会社徳間書店

カテゴリー: 特集   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
5
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策