スポーツ

デムーロ&柴田善臣「暴力騎乗」事件(2)検量室に戻るやバケツを蹴った

 デムーロがエルボーを繰り出した約5時間後、新潟でも事件が起きた。

 新潟10R、芝1600メートルで行われた「古町特別」のゴール前は、8頭が横一線となる大激戦。その追い比べで、4着に入線した3番ナンヨーアミーコ(7番人気)に騎乗していた柴田善臣(51)が“暴力騎乗”で柴田大知(40)を激怒させたという。スポーツ紙記者が解説する。

「JRAの発表では『最後の直線で十分な間隔がないのに先行馬を追い抜いたことについて過怠金5万円』というのが善臣さんに対しての制裁でした。被害馬の6番ペルソナリテ(6番人気・11着)に騎乗していた大知は検量室に戻るや、近くに置いてあったバケツを蹴り飛ばすなど、怒りを爆発させていました。それぐらい体当たりが悪質だったということでしょう」

 JRAのパトロールビデオで確認すると、残り500メートルあたりから激しい攻防が始まった。後方で機をうかがっていた善臣が、大知の内側から一気に抜きにかかる。それに気づいた大知が、内を締めにかかっているようにも見えなくもないが‥‥。

「善臣さんとしては、わずかなすき間でも、あのタイミングを逃すわけにはいかなかったんでしょうね。馬体をぶつけながら強引に割り込んで、肩と肘まで使って進路を確保。2~3秒の激しい攻防の末、最後はペルソナリテが外側にふっ飛ばされてしまった」(前出・スポーツ紙記者)

 後日、当日の攻防について被害馬の馬主、ラフィアンのクラブ関係者は、「あれはラフプレーだろう」と話していたという。

 専門紙記者が明かす。

「かなりご立腹でしたね。『一番の問題は直線でスピードが乗っている場面ということ。パトロールビデオを見れば一目瞭然だけど、善臣が馬上から体を預けるような体勢で、まるでサッカーのショルダーチャージのような突き放し方をしているし、肘も当たっている。デムーロの肘打ちも悪質だけど、今回の過怠金5万円は甘すぎるでしょう』と、まくしたてていました」

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
5
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策