社会

高速か下道かの判断基準は?プロに聞く「渋滞回避」の裏ワザ

 三連休、渋滞で疲労困憊したという人も多かったのではないだろうか。連休や五十日(ごとうび)、年末や年度末など、首都圏の道路は年がら年中渋滞している。

 高速道路を管理しているNEXCOの定義するところによると、渋滞とは「時速40キロ以下で低速走行あるいは停止発進を繰り返す車列が、1km以上かつ15分以上継続した状態」とのこと。日本道路交通情報センターでは、これに加えて都市高速道路では「20キロ」、一般道路では「10キロ」を渋滞の定義としている。

 そんな渋滞時、高速道路を使うか、下道(一般道)で行くかの判断は週末のお父さんにとって重大な局面。そこで、運転のプロ・タクシー運転手に「ジャッジの基準」を聞いてみた。

「渋滞が5キロの場合、自然渋滞なら高速、事故渋滞なら下道を選びます。自然渋滞でも下道を選ぶのは20キロ以上の場合ですね」

 ちなみに首都高速道路は、その名称から「高速道路気分」で運転したくなるが、高速自動車国道には定められておらず、あくまで「自動車専用道路」のため制限速度60キロが多い。加えてカーブも多いため、ブレーキを多用するドライバーが多く、自然渋滞が起こりやすい。また、首都高のエリアは下道を使っても、様々なルートがあるのでうまく渋滞を回避できれば、首都高よりも早く移動できる可能性はある。

「とはいえ私の経験則では、車列が停まってしまっていない限りは、やはり高速を使ったほうが早いと思います」(前出・タクシードライバー)

 事故渋滞の見極めには、こういう場合も。

「複数の白バイが、サイレンを鳴らして追い越していった場合。特定の車の追跡ではなさそうだったら、起きたばかりの事故現場に急行している可能性が高いので、高速を降りるという判断もあります。事故の規模によっては、しばらく通行止めになりますし、カーナビや案内板に反映される前だとわからないですからね」

 状況判断が渋滞回避のカギ。

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