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Posted on 2012年11月07日 10:59

2012プロ野球 ロッテ、西武、ソフトバンク非貢献選手

2012年11月07日 10:59

 チームが負けた試合で無駄な猛打賞を記録。そして、常に代打を送られた選手たち。チームのレギュラー、準レギュラーでありながら、肝心なところでは役に立たない選手たちを大暴露しよう。

*

 打者として猛打賞は喜ぶべきことだが、負け試合で数を重ねるとは、これほど独りよがりな記録はないかもしれない。どれだけヒットを打っても、チームが負ければ貢献したとは言いがたいものがあるからだ。

 上位5人はいずれも5回の負け試合猛打賞をマーク。全員リーグ下位チームの選手であることは見逃せない。広澤克実氏に、上位5人の選手を見た感想を聞いた。

「今年の阪神とDeNAは、とにかくよく負けましたよね。ただ、鳥谷も荒波もいいバッターであることは間違いない。チームの負けが多いので、必然的にこのような記録が残ってしまったのでしょう。もしも彼らが強いチームにいれば、この中に名前はなかったかもしれません」

 ロッテは開幕から上位をキープしていたが、シーズン中盤から失速。角中、根元といった新しいスター選手が生まれたものの、チーム成績には残念ながら結び付かなかった。

 角中は独立リーグ出身選手として初となる、首位打者のタイトルを獲得。負け試合でもまんべんなくヒットを放った結果だろう。来季からは、チームの勝利に直結するヒットをより多く放ってもらいたい。

 続いて代打を送られた回数だが、西武の炭谷、ソフトバンクの細川が他を圧倒する数字を残している。2人ともパ・リーグを代表するキャッチャーだけに、この記録はあまりにも寂しすぎる。

 伊原氏は、「今年の2人の打撃成績ならしかたがない」と語る。

「守りに関しては、2人とも申し分ないキャッチャーです。ところが、炭谷の打率が1割9分4厘、細川が1割5分7厘。これでは私も、解説席でボロクソに言わざるをえない(笑)。これほど打率が低いと、代打を送られても文句は言えないですよね」

 ただ、炭谷と細川は“打てる捕手”と評価されていた時期もある。統一球の影響があるとはいえ、ここまで打てなくなったのは不思議でならない。

「2人とも、打撃でいいものを持っているので、2割5分以上を打つ力があるはずです。西武とソフトバンクは、発展途上の若い投手が多い。若い投手をリードすることに神経がいっているので、打撃に集中することができなくなっているのではないでしょうか。先発投手陣が安定すれば、彼らの打撃成績もアップしていくのではないかと思います」(伊原氏)

 代打を送られるのは、打力の低い捕手に集中する。だが、日本ハムの野手・金子誠が3位にランクインしている。優勝した日本ハムのレギュラーとはいえ、打率は2割2分7厘。金子の全盛期を知る者にとって、信じられない低打率に終わっている。

「バッティングだけでなく、金子は守備でも衰えが目立ちます。まだまだ若く見える金子ですが、もうすぐ37歳。年齢的に限界が近づいているのかもしれません」(伊原氏)

 日本ハムの栗山監督は選手を発奮させる能力にたけている。それだけに、ベテランにも容赦なく代打を送ることで闘争心に火をつけているとも考えられる。いずれにせよ、金子にとって来季は引退をかけた大切なシーズンとなりそうだ。

 若い選手が伸び悩んだ阪神から、小宮山と大和の2人がランクイン。小宮山は72試合に出場して、33回も代打を送られている。ほぼ2試合に1回のペース。1割4分8厘の成績では当然と言えよう。

 阪神は正捕手不在なので、レギュラーを獲得する千載一遇のチャンス。正捕手となるためには、打撃技術の向上も必要だ。

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