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記事全文を読む→ビートたけしの名言集「柴犬を溺愛するワンちゃんブーム到来!」
「こないだ栃木に(ロケに)行ったんだけどよ。合間に土産屋に入って、ついつい犬グッズ探しちゃったよ」
今、殿の中で、空前の“ワンちゃんブーム”が到来していて、1年程前から飼っている柴犬を、それはそれはいたく溺愛しています。
半年程前、殿の家にお呼ばれしての食事会があったのですが、殿は帰宅すると、まっすぐ“お犬様”へ駆け寄り、顔を近づけ、ただただじゃれ合うと、「ふふふふふ」と、笑顔をまき散らしていました。この時、〈俺は殿の犬になりたい!〉と、瞬時に嫉妬心が湧きあがったのをよく覚えています。
つい先日も、「おい、ちょっとこれ見ろよ」と、いきなりスマートフォンを取り出した殿は、お犬様が足に何度もからみつく、何てことのない動画をこちらに提示すると、「ふふふふ、かわいいだろ?」と、近年、見せたこともないような純粋無垢な笑顔を振りまくのでした。
“天下の毒舌”ビートたけしが、まるでインスタグラムの「いいね」を欲しがる女子のように、ただただ、犬の動画を見て笑顔を見せるその姿に、いささか違和感を覚えてしまうのは、きっと、わたくしだけではないはずです。
で、このたびの古希を迎えてのワンちゃんブームを冷静に検証すると、殿の幼年期のこんなエピソードに何か関係があるのではないかと──。
たけし少年が捨ててあった犬を拾い、家に持ち帰って、「飼いたい」と親に告げると、家の狭さなどから飼うことを断固反対され、できるだけ遠くに捨ててくるよう促されたため、隣町まで捨てに行くのですが、今度は家までの帰り道がわからなくなり、気がつけば、
「捨てにいったはずの犬の後をオイラがついて、泣きながら家に戻ってきたんだから」
と、“犬のほうが家路を覚えていた”といった、ちょとしたいいお話です。人は年を重ねると子供に戻る、とも言われています。過去のこういった殿の記憶が、今のワンちゃんブームにつながっているのではないかと──。
が、しつこいようですが、殿の今のワンちゃんブームは異常です。先日も、
「今度よ、犬を主人公にした話を作ろうと思って」
そう切り出すと、まるで次回北野映画を語る時のように、即興で、大まかなストーリーを3分程語ると、「まー、細かい所はこれからだな」と、満足そうに、“たけし的ワンちゃん物語”を締めたのでした。この時、なぜかふざけたくなったわたくしが、「殿、主役の犬が、元バター犬ってのはどうですか?」と、大変下品なボケを放り込むと、殿ははっきりと嫌な表情をし、
「そういうのいらねーな」
と小さくつぶやいたのです。とっさに〈これはやばい!〉そう後悔したわたくしは、慌てて、「しかし殿の家のあの柴犬は、本当に賢い顔してますね。血統ってあるんだな」と、“お犬様ヨイショ”を無理やり放り込んだのでした。とにかく、殿のワンちゃんブームは、まだまだ続きそうです。
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◆プロフィール アル北郷(ある・きたごう) 95年、ビートたけしに弟子入り。08年、「アキレスと亀」にて「東スポ映画大賞新人賞」受賞。現在、TBS系「新・情報7daysニュースキャスター」ブレーンなど多方面で活躍中。本連載の単行本「たけし金言集~あるいは資料として現代北野武秘語録」も絶賛発売中!
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