芸能
Posted on 2017年10月29日 09:57

ビートたけしの名言集「柴犬を溺愛するワンちゃんブーム到来!」

2017年10月29日 09:57

「こないだ栃木に(ロケに)行ったんだけどよ。合間に土産屋に入って、ついつい犬グッズ探しちゃったよ」

 今、殿の中で、空前の“ワンちゃんブーム”が到来していて、1年程前から飼っている柴犬を、それはそれはいたく溺愛しています。

 半年程前、殿の家にお呼ばれしての食事会があったのですが、殿は帰宅すると、まっすぐ“お犬様”へ駆け寄り、顔を近づけ、ただただじゃれ合うと、「ふふふふふ」と、笑顔をまき散らしていました。この時、〈俺は殿の犬になりたい!〉と、瞬時に嫉妬心が湧きあがったのをよく覚えています。

 つい先日も、「おい、ちょっとこれ見ろよ」と、いきなりスマートフォンを取り出した殿は、お犬様が足に何度もからみつく、何てことのない動画をこちらに提示すると、「ふふふふ、かわいいだろ?」と、近年、見せたこともないような純粋無垢な笑顔を振りまくのでした。

“天下の毒舌”ビートたけしが、まるでインスタグラムの「いいね」を欲しがる女子のように、ただただ、犬の動画を見て笑顔を見せるその姿に、いささか違和感を覚えてしまうのは、きっと、わたくしだけではないはずです。

 で、このたびの古希を迎えてのワンちゃんブームを冷静に検証すると、殿の幼年期のこんなエピソードに何か関係があるのではないかと──。

 たけし少年が捨ててあった犬を拾い、家に持ち帰って、「飼いたい」と親に告げると、家の狭さなどから飼うことを断固反対され、できるだけ遠くに捨ててくるよう促されたため、隣町まで捨てに行くのですが、今度は家までの帰り道がわからなくなり、気がつけば、

「捨てにいったはずの犬の後をオイラがついて、泣きながら家に戻ってきたんだから」

 と、“犬のほうが家路を覚えていた”といった、ちょとしたいいお話です。人は年を重ねると子供に戻る、とも言われています。過去のこういった殿の記憶が、今のワンちゃんブームにつながっているのではないかと──。

 が、しつこいようですが、殿の今のワンちゃんブームは異常です。先日も、

「今度よ、犬を主人公にした話を作ろうと思って」

 そう切り出すと、まるで次回北野映画を語る時のように、即興で、大まかなストーリーを3分程語ると、「まー、細かい所はこれからだな」と、満足そうに、“たけし的ワンちゃん物語”を締めたのでした。この時、なぜかふざけたくなったわたくしが、「殿、主役の犬が、元バター犬ってのはどうですか?」と、大変下品なボケを放り込むと、殿ははっきりと嫌な表情をし、

「そういうのいらねーな」

 と小さくつぶやいたのです。とっさに〈これはやばい!〉そう後悔したわたくしは、慌てて、「しかし殿の家のあの柴犬は、本当に賢い顔してますね。血統ってあるんだな」と、“お犬様ヨイショ”を無理やり放り込んだのでした。とにかく、殿のワンちゃんブームは、まだまだ続きそうです。

ビートたけしが責任編集長を務める有料ネットマガジン「お笑いKGB」好評配信中!

http://www.owarai-kgb.jp/

◆プロフィール アル北郷(ある・きたごう) 95年、ビートたけしに弟子入り。08年、「アキレスと亀」にて「東スポ映画大賞新人賞」受賞。現在、TBS系「新・情報7daysニュースキャスター」ブレーンなど多方面で活躍中。本連載の単行本「たけし金言集~あるいは資料として現代北野武秘語録」も絶賛発売中!

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2022年07月05日 17:58

    可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年07月31日 06:45

    堺雅人主演ドラマ「VIVANT」(TBS系)が3年ぶりの続編でも、圧倒的な存在感を放っている。第2シーズンの初回放送は、平均世帯視聴率18.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。放送中にはXで世界トレンド1位になった。前作は2023年...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年08月06日 17:00

    2024年7月に停車中のロケバス内で共演者の女性に性的暴行をしたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われたのは、元お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二被告だ。その第6回公判が8月5日に東京地裁で開かれ、検察側は懲役7年を求刑。...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/4発売
    ■690円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク