政治

総選挙終了で…小池百合子の「安倍しゃぶり」大作戦(3)総選挙に乗じて芝居を打った

 一方の小池氏も「安倍一強政治を許すべきではない!」などと意気軒高だったが、これも巧妙に計算された政治パフォーマンスだったという。大物政治記者が続ける。

「安倍総理は選挙期間中にもホットラインで小池氏に電話を入れ、『あなたの悪口は(小泉)進次郎に任せることにした』『私は口にしない』くらいのことは囁いていたよ。さらに言えば、総理には、保守糾合のためには一定程度、小池氏が率いる希望の党に勝ってもらわなければ困る、という胸算用もあったはずだ。有権者にとってはにわかには信じ難い話かもしれないが、これくらいの駆け引きは、生き馬の目を抜く政治の世界では日常茶飯事。昨日の敵は今日の友どころか、今日の敵こそ今日の友なんだよ」

 また、以前も指摘したことだが、この間には「小池氏は石破氏を派閥ごと引き抜く大連立を秘かに画策している」との仰天情報も永田町を駆け巡った。ところがこれもまた、「安倍・小池シナリオ」に描かれていた陽動作戦。舞台裏を知る官邸関係者の証言を聞こう。

「小池さんが石破さんを担ぐ、との情報をマスコミにリークしたのは安倍官邸と自民党。そして間髪を入れずに、小池さんが石破さんの選挙区には希望の党の候補者を立てないことを表明した。自民党総裁選は来年秋に行われるが、党則まで改正して3期連続を狙う安倍総理にとって、最大の脅威となるのが目の上のタンコブの石破さんだ。ただ、早期に名前の挙がった候補者がことごとく潰されてしまうのも総裁選の常。そこで、安倍総理と小池さんが今回の総選挙に乗じてひと芝居を打ち、『石破総理・総裁』の芽を摘み取っておいたというわけです」

 当初、石破氏がまんざらでもない顔をしていたことは既報の通りだが、その後、この話題がマスコミで頻繁に取り上げられるようになるや、石破氏は複雑な表情を見せるようになった。請われて自身のグループ『水月会』を旗揚げしたものの、反安倍勢力の結集に苦慮している石破氏にとって、今回、水面下で仕掛けられた安倍・小池爆弾は思いがけない一撃になったのだ。

 同様のことは、小池氏の盟友として知られる野田聖子氏(57)にも見事に当てはまる。小池氏はこの野田氏の選挙区にも対立候補を送り込まなかったが、野田氏は反安倍の旗幟を鮮明にしながら、小池氏と同じく初の女性総理の座を狙うライバルでもあるのだ。

「そもそも、刺客云々に関わりなく、野田さんの選挙地盤は盤石です。にもかかわらず今回、小池さんに妙な形で抱きつかれて『彼女は私まで潰そうとしているのかしら』と、野田さんは困惑と警戒の色を強めていました」(野田氏に近い政界関係者)

森 省歩(ジャーナリスト)

カテゴリー: 政治   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    暑いと思ったら顔が赤い?恥ずかしい赤ら顔は化粧水でケア

    Sponsored
    91796

    ゴールデンウィークも終わり、これから夏に向けて徐々に気温が高くなってくる季節ですね。スポーツやイベントなど出かける機会が増えてくる方も多いのではないでしょうか。そんな楽しい季節ですが、気候の変化による肌トラブルも気になります。日中の日差しか…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

    高血圧・高血糖・高血中脂質が1つでもあると、動脈硬化につながる「トリプルリスク」になる!?

    Sponsored
    102085

    いま、アラフォー世代を中心に、「トリプルリスク」の危険性が叫ばれている。「かくれ肥満」を提唱し、メタボに警鐘を鳴らした医師の岡部正さんによると、「高血圧・高血糖・高血中脂質のうち、どれか1つでも該当すると他の2つも悪くなる可能性がある」そう…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

    認知症の予防に期待!? 世界初、九州大学がプロポリスの認知機能向上効果を実証!

    103760

    九州大学大学院歯学研究院の武洲准教授と倪軍軍助教の研究グループは、中国青海省人民病院との共同研究において、ブラジル産プロポリスが中国チベット高原に住む健常な高齢者の認知機能低下並びに全身性炎症の改善効果をもたらすことを明らかにした。臨床研究…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
剛力彩芽にはどうしても「月旅行」に行けない理由があった!
2
後輩芸人に弱気発言も…石橋貴明の“凋落の現場”をスクープ詳報!
3
10月改編「美女アナ」ここまで変わった「最新勢力地図」(1)テレ朝・弘中綾香を巡る争奪戦
4
大好評「激レアさんを連れてきた。」に“打ち切りの危機”が囁かれる深刻理由
5
「蚊?」「もう夏じゃない!」…TBS宇垣美里、“公然キスマーク”にネット民大混乱