エンタメ

【一杯酒場】東京・新橋「壹番館(いちばんかん)」

サービスの「季節のフルーツ」でお出迎え昭和を感じる家庭料理で仕事終り一杯

 歴史を重ねた建物全体が渋い味わいに溢れ、一歩足を踏み入れれば昭和にタイムスリップしたような非日常感を味わえる「新橋駅前ビル」。その1号館2階にひっそりとある「壹番館」という立ち飲み屋が、連日多くのファンで大にぎわいの超名店なのだ。もとは赤坂でクラブを営んでいたというママが、十数人も入れば満員となるこの店を始めたのは17年前。

 客がカウンターに立つとまず、サービスの「季節のフルーツ」を出してくれるのがお決まりで、この日はメロン。「特に一人暮らしの男性は、果物なんて普段食べないでしょ?それに、わざわざ2階にまで上がってきてくれたお礼」という言葉と、甘くみずみずしい味わいに、一瞬でここが忘れられない店になってしまう。

 酒は300円から。つまみはどれも250円。ママ特製の煮魚、焼き魚、家庭的な一品料理がずらりと並び、「儲けなんてないのよ」という言葉に激しく頷いてしまう。

 上品な冬瓜の煮物に、すき焼き風の肉豆腐、エビ、アサリ、ホタテに肉までたっぷり入った手作りカレーのアタマ。どれも心身が浄化されるような優しい味わいだ。共に働く美人で明るい娘さんの人柄も手伝い、新橋に来るたび、どうしても寄って帰らずにはいられない一軒。

■壹番館

住所:東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館2F 電話:03-3574-1327 営業時間:15:00~23:30 定休日:土日祝

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
「コーチに無断でフォーム改造⇒大失敗」2軍のドン底に沈んだ阪神・湯浅京己のボコボコ地獄
4
【大騒動】楽天・田中将大が投げられない!術後「容体不良説」も出た「斎藤佑樹との立場逆転」
5
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…