芸能
Posted on 2012年11月30日 09:59

コロッケが分析「第3次ものまねブームとは」

2012年11月30日 09:59

 第3次ブームを迎え、まさに生き残りを懸け群雄割拠の様相を呈しているものまねタレントたち。しかし、かつての「ものまね四天王」はベテランの域にさしかかった今も新たな可能性を模索している。そこには、ものまねに対する飽くなき情熱がほとばしっている‥‥。

85年「爆笑!スターものまね王座決定戦」=以下、ものまね王座=(フジテレビ系)のブレイクとともに火がついた“第1次ものまねブーム”は、「ものまね四天王」が牽引した。

 その後、00 年頃から始まった“第2次ものまねブーム”ではコージー冨田や原口あきまさら新世代のものまねタレントを輩出した。

 そして現在、数々のものまねスターたちが乱立する“ものまね戦国時代”に突入。第3次ものまねブームを迎え、群雄割拠の状態が続いている。第1次ブームから常に最前線で活躍をしてきたコロッケ(52)が、ものまねブームについて分析する。

「ものまねには、大きく分けてコピー派とパロディ派の2つがあって、前までは僕たちパロディ派の時代だったけど、もうおなかいっぱい、見飽きていたんですよ(笑)。だから今、歌のうまいコピー派がキラキラして見える。でも1年たつと変わってきて、また僕のようなパロディ派のものまねが戻ってくる。パロディがウケる時代もあればコピーがウケる時代もある。僕が若手に言いたいのは“押しつけないものまね”をやることでしょうね。料理だってどんなにおいしいものでも『うまいから食ってみろ、さあ食え、さっさと食え!』と言われたら食べる気なくすでしょ。芸の場合は、特にその傾向が強いと思う」

 そして新たに台頭してきた福田彩乃、荒牧陽子たちの第3世代を見るにつれ、「ものまね王座」で、ブレイクしたかつての自分の姿と重なる部分も多い。

「コピー派は2、3回聞けば、どんなにうまくても飽きられてしまう。クリカンもコピー派だったけど『ドレミの歌』でいろんな人のものまねをやってくふうしていたでしょう。ものまねは奥がとても深い。だから一つのネタがウケても満足しないで、もっと追求してもらいたい。そして若い人たちもコンサートやディナーショーができるくらい、いろんなことを身につけてほしいと思う」

 現状に満足することなくものまねエンターテイナーとして、06年にはラスベガスのシーザーズ・パレスでの公演を成功させたコロッケならではのアドバイスである。

 ものまね芸を、さらに進化させ、一つのエンターテインメントショーとして確立させたコロッケにとっては、ショービジネスの中でも「ものまね」はある意味“隙間産業”の範疇という持論がある。

「ものまねの基本は隙間産業なんです。人と人との会話の間に僕たちが入ることで話題が増える。ファンからの手紙で、『夫婦ゲンカしていたのに、テレビでコロッケさんの松山千春さんのものまねを見ていたら、おかしくてケンカにならなくなった』という便りをもらった時は、とてもうれしかったですね。ものまねでみんなが幸せになる。これが理想なんです」

 コロッケは「人と人の間の触媒」としてのものまねにさらなる可能性を見ているのである。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/1/27発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク