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記事全文を読む→コロッケ、被災者に夢と希望を与えた
では、ものまねの第一人者として、常に後輩に追われる立場でもあるコロッケはどうか。
「今、やりたいことがたくさんあって頭の中が膨らみすぎている状態。その中でもすぐやれるものからやっていきたいですね。でも欲張るのもよくない。僕のものまね芸はじっくり作り上げてきたものばかりで、慌てて作ったものは一つもありませんから」
そんなコロッケが、現在意欲的に取り組んでいるのが、昨年からスタートした「ものまねキャラバン」だ。コロッケは3・11の東日本大震災の直後、被災地・石巻を見舞い“ものまね芸”を披露。疲れ切った被災者たちに笑いと希望を与えた。これが大きなきっかけとなった。
「震災が起きた時、『同じ日本人としてできることはないか、やれることをやってみよう!』と思い立ち、被災地に足を運びました。そこで感じたのが、この被災地の現実を人々の記憶から風化させてはいけないという思いでした」
震災のあった年から、コロッケは年1回「ものまねキャラバン」として東日本復興支援チャリティコンサートを行っている。来年も開催する予定だ。また、自身のコンサート、劇場公演の会場では義援金の募金も募り、収益金は被災地への寄付に充てるなど全国を飛び回る日々を送っている。
さらには、新しい試みも‥‥。
「今『ものまね楽語』というのをやっているんです。落とすの『落』ではなく楽しむの『楽』と書きます。落語では名作と言われる『文ぶん七しち元もっ結とい』を主人公は田中邦衛で、妻を市原悦子で、娘を松田聖子のものまねでこの間やりました。他にもものまね芸人5人集めて、『五人武田鉄矢』というのもやった(笑)。武田鉄矢さんのものまねをする5人が、それぞれの役柄を演じるというものです。とてもおもしろかったですね」
アイデアマンらしいコロッケは、他にもやりたいプランがいくつもあるという。
「ダンスがうまい楽語の子がいればロボット楽語もやりたい。短編映画も作ってみたいですね。普通に生活している人間がCGのように動く映画です。完璧なCGって、実はリアルすぎて普通の絵になってつまらないんですよ。だから、あえてCGらしい動きにこだわって、100人ぐらいで時代劇も撮ってみたいですね。それができれば映画の革命になると思うんですよ。映画でやって、『え、これCG使ってないの!?』と驚かせたらこっちの勝ち。この動きが舞台でもできたらもっとすごいですね。CGのような踊りができるヤツはいても、芝居までできるヤツはいないですから。そういう若手も育てたいですね」
四天王分裂から20年が経過しても2人の挑戦はとどまるところを知らない。
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