芸能

輝く!「有名人スキャンダル大賞」2017年下半期(4)林家ペーのパー子いじめ芸

 そして長谷川豊の登場。

 結婚しない男は殺せ、とか、選挙ポスターを剥がされた疑惑とかね。「僕は警察に呼び出されてもいません」って。証拠として警察の掲示板に名前が貼り出されてる写真をツイートされると、「ひどい、住所をさらされた。家族に被害が及ぶ。許せない」と言いだすんだと。

 俺とか豪ちゃんが長谷川豊に批判的なツイートをするのに、それはスルー。論争になったら、負けるのがわかってるんだよね。

 ていうか、ネガティブなことを言う人たちは「ああいう人たち」みたいなくくりになって、「敵」に認定しちゃう。だから、落選したのも「ネガティブキャンペーンのせい」ということになる。

 唯一の復讐の方法は権力者になること。権力を持って、自分を批判していた人を懲らしめたいんだよ。

 一発大逆転を狙うあまり、逆転の振り幅がデカくなっていくから、どんどんヤバイ人になってますよ。

 そういう人がオセロの逆転みたいに、一気に変わるのがトランプ現象の一つ。ずっとヘイトな発言して、リベラルな人から見て、「こんな人が当選するわけがない」を全部塗り替えるわけじゃない? もはや、恐怖感しかないよ。

 例えば、稲田元防衛大臣はトップ当選した。要するに地盤があればそういうことが起こるって。今回は落選したけど、後ろ楯があったらわかんないですよ。

 日野皓正が中学生に往復ビンタ。

 日野さんはマジで最高の男です! 前にお会いした時も、中学生に教えるのが楽しくて、それに全精力を傾けてる、とおっしゃってた。ビンタは確かに衝撃でしたけど、あの中学生は、映画の「セッション」ばりに、他の人を無視した勝手な演奏を続けてもいたから。

 あの子だけ暴走がひどかったから。

 とりあえず彼のムチャクチャな演奏を止めなきゃいけないわけだし、実力行使に出ちゃったのも、まぁ気持ちは理解できる。

 これが「笑ってはいけない」の蝶野にまで「暴力絶対反対」と派生してるところがおもしろいな。

 林家ペーさんのパー子さんへの虐待疑惑。これはショッキングでしたね。

 何気にそういう態度をペーさんがパー子さんに対してとってるの見てたからね。

 2人、意外と仲よくないですよね。

 25年ぐらい前からずーっと言ってるよ。ペーさんはパー子さんを「佐藤!」って本名で呼ぶの。「佐藤!あんた気が利いてないよ、わかんないの?」、名字を呼び捨て。完全な仮面夫婦だと思ってた。

 虐待疑惑を直撃された時のペーさんの釈明が怖いんですよ。赤羽の宗教団体がヤバくて、その人たちが勝手に部屋に入ってきたりとかして、それで誤解されてるという。

 その言い訳はヤバイ。

 今、ペーさん、パー子さんを脅すという方向の芸にシフトしていってるからね。「パー子を干してるのよ、ベランダに」って(笑)。

 そんな芸ある(笑)? パー子いじめ芸。

 元ミス赤羽だからね、パー子さん。

 もうルックスが「リビングデッド」みたいな感じになってきちゃったから、怖いんだよね、見てて。

 で、やっぱり相撲界とつながってるし(笑)。相撲中継で映ってるでしょ。

 前に玉さんが言ってた「パー子さんパイパン」説は本当なんですか?

 ホント。だってペーさんから聞いたんだから。新宿で飲んだ時に、「パイパンよ、あれ」って(笑)。

 ペーさんの趣味でやらしてるっていうこと?

 いや、もともと生えてないらしい。

 衝撃の事実ですよ。

 漫才のネタの中で、ぺーさんのモノマネを入れる時に、必ずこれやるんだよ。「パイパンよ、あれ」って。

 それセクハラ(笑)。

 25年前の話だから。

 パイパンのパー子だったのかね、パーの意味は(笑)。だけど、放送禁止だよ、今考えりゃ。三平師匠も凄い芸名付けるよね。

 鶴ちゃん、ヨガ離婚。こないだ取材しましたけど、今、一回りして帰ってきた感じがありますよ。

 体張る方向に?

 会見も意図的にやったらしいんですよね。裸でやるほうがおもしろいし、どうせなら子供用のブリーフはいてたほうがおもしろいという。

 あ、そっちの精神だったんですね。

 原点に帰ってて、今、小森のおばちゃまのモノマネ始めてるんですよ。

 ハハハ。原点に帰って。

 激ヤセしたからホントに似てるんですよ。足が完全に小森のおばちゃまになってて(笑)。

<座談会メンバー>

水:水道橋博士 1962年生まれ。岡山県出身。現在「バラいろダンディ」(MXテレビ)、「別冊アサ(秘)ジャーナル」(TBS)、「ゴゴスマ」(TBS)、「水道橋博士のムラッとびんびんテレビ」(J:COM)などに出演。最新刊は「藝人春秋2」(文藝春秋)。自身が編集長を務める日本最大級の有料メールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」好評配信中。

玉:玉袋筋太郎 1967年生まれ。東京都出身。現在「バラいろダンディ」(MXテレビ)、「別冊アサ(秘)ジャーナル」(TBS)、「ぴったんこカン・カン」(TBS)、「たまたま、きよし。お財布万歳!」(SPEEDチャンネル)、「たまむすび」(TBSラジオ)などに出演。最新刊は「疾風怒濤!!プロレス取調室」(毎日新聞出版)。一般社団法人全日本スナック連盟会長。

吉:吉田豪 1970年生まれ。東京都出身。プロ書評家、プロインタビュアー、ライター。徹底した事前調査をもとにしたインタビューに定評があり、取材対象についての知識は本人をしのぐと言われる。「サブカル・スーパースター鬱伝」(徳間書店)、「吉田豪の喋る!!道場破りプロレスラーガチンコインタビュー集」(白夜書房)など著作は多数。

宇:宇多丸 1969年生まれ。東京都出身。89年、大学在学中に「ライムスター」を結成し、日本ヒップホップの黎明期よりシーンを牽引。アイドル、映画の評論家としての顔も持ち、07年から開始された「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ)でラジオ・パーソナリティとしてもブレイクした。

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