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天才テリー伊藤対談「木村 清」(4)木村社長はもはや民間大使ですよね

テリー 実は残念に思っていることがあるんです。木村社長は、豊洲に造る予定だった「千客万来施設」から撤退されたじゃないですか。最終的に、東京都との折り合いがつかなかったからですか?

木村 そうです。プロが集まり、一般の方も来られる世界の市場を作りたかったんですけどね‥‥。私は30年以上前から中国やその他いろんな国で何万坪もの市場を作った実績があって、ものすごく人も集まってくれている。だからこそ、東京はもっとすごい施設にするぞ、という気持ちが強かったんです。

テリー 具体的な構想があったんですよね。

木村 もちろん。食に特化した内容で、いろいろ考えていました。でも、都からことごとくダメ出しがあって、最終的には断念することになりました。

テリー 僕も築地の人間ですから、木村社長の手がける「千客万来施設」に関して大きな期待を寄せていたんです。今でも実家に帰るたびに、築地の人たちは「木村社長が提案していた千客万来施設がベストだったのに」と語っていますよ。

木村 ありがとうございます。うれしい言葉ですね。我々は築地で長い間食べさせていただきましたから、こういう形で恩返しができればと思っていたんですけどね。

テリー うちの玉子焼き屋も豊洲に行くんですけど、まずスペースが狭くて、ガスも電気も使わせてくれないんです。となると、「玉子焼きを築地で焼いて、それを豊洲に持って行って売るのか?」っていう話になるんですよ。そんなの、売れるわけないじゃないですか。そういう理不尽なところがいっぱいあるので、今回の移転は成功しないんじゃないかなと思いますよ。

木村 いや、おっしゃるとおりです。まだまだ問題は山積みですから、小池都知事にはしっかりやってもらわないと。

テリー 仲卸が消えたあとの築地の跡地に関しては、いかがですか。

木村 そこですよ。大手企業も行政も、しっかり考えないといけない。目先に東京オリンピックがありますから、まずは駐車場にしようという案が出ていますけど、そんなもの、他の場所でいくらでも作れます。場外市場のことも含めて、築地で生活する人たちのことまで頭にあるのか、疑わしいですよね。

テリー ねぇ。「東京オリンピックのあとに、また築地に食文化を作る」といっても、そんな簡単にできるわけがないじゃないですか。

木村 できませんよ。だから、もっとこの問題を真剣に考えないとダメなんです!(大声で)。

テリー 木村社長は、声が大きいからいいなァ。もっとそんな感じで、国のためにいろいろ意見してほしいですよ。だって、さっきの中国の話じゃないけど、世界中でビジネスをしているから、顔も広いでしょう。

木村 これまで、私は85カ国とおつきあいをしてきましたけど、去年からはロシア、インドネシアに力を入れていますね。特にロシアは、「ハラショー、ハラショー」とみんな歓迎してくれますね。今年はプーチン大統領の前で、マグロの解体ショーも頼まれているんですよ。

テリー すごい、もはや民間大使じゃないですか。お寿司をとことん突き詰めて、世界を相手にするところまで来たんだから、木村社長の情熱は本物ですね。今後も、とことんまで行っちゃってください。

木村 そうですね、少し大げさかもしれませんけど、世界平和につながるよう、これからも頑張りますよ。

◆テリーからひと言

 いや、一緒に話しているだけで元気になるな。まず声が大きいのがいいね。そのパワーで、今後の築地も活気づけてください!

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