スポーツ

メドベージェワとザギトワのコーチが2人を「サムライ」と称賛した真意!

 今シーズンまで、女子フィギュアスケートシーンにおいて向かうところ敵なしだったロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手。だが、五輪前のロシア選手権は足の甲の骨折で欠場し、直前の欧州選手権では新鋭にして同じエテリ・トゥトベリーゼコーチの門下生であるアリーナ・ザギトワ選手に敗退。平昌五輪では再びザギトワ選手に敗れることとなり、「絶対女王」の名をほしいままにしていたメドベージェワ選手にとって、何とも残念な結果になってしまったと言えよう。

「表情をあまり顔に出さないトゥトベリーゼコーチですが、メドベージェワ選手がSPでザギトワ選手の点に届かなかった時には狼狽するような、驚いたような表情を見せていました。そして、フリー後のキス&クライでのトゥトベリーゼコーチの表情は、メドベージェワ選手が勝つだろうと予期していたように見受けられました。長くメドベージェワ選手を指導してきた立場としても、やはり年上のメドベージェワ選手に勝たせたかったのかもしれません」(スポーツライター)

 トゥトベリーゼコーチはロシアのメディアの取材に対して、2人の五輪までの道のりついて「2人はサムライの道を行った」と評している。その上で、「2シーズン勝ち続けてきたメドベージェワがケガと病気のためにガラリと局面が変わってしまった」と語ったのだ。

「もともと黒澤明監督の映画『七人の侍』が広く世界に知れ渡り、“みずからの行動や責任に命をかける”武士道の精神とともに、サムライも広まりました。トゥトベリーゼコーチは、2人がそれほどまでに命をかけて戦ったと称賛したかったのでしょう」(週刊誌記者)

 サムライ・メドベージェワ選手がフリーをノーミスで終えた途端に流した涙は、骨折を乗り越え、まさに命をかけた演技が大喝采を浴びたことへの歓喜、そしてその辛く苦しい戦いが終わったことへの安堵だったのかもしれない。

(芝公子)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    塩試合を打ち砕いた!大谷の〝打った瞬間〟スーパー3ランにMLBオールスターが感謝

    日本時間の7月17日、MLBオールスター「ア・リーグ×ナ・リーグ」(グローブライフフィールド)は淡々と試合が進んでいた。NHK総合での生中継、その解説者で元MLBプレーヤーの長谷川滋利氏が「みんな早打ちですね」と、少しガッカリしているかのよ…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , , |

    新井貴浩監督が絶賛!劇画のような広島カープ野球の応援歌は「走れリュウタロー」

    プロ野球12球団にはそれぞれ、ファンに親しまれるチームカラーがある。今季の広島カープのチームカラーを象徴するシーンが7月初旬、立て続けに2つあった。まずは7月4日の阪神戦だ。3-3で迎えた8回裏、カープの攻撃。この試合前までカープは3連敗で…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
岡田監督よく言った!合計43得点のオールスター戦が「史上最もつまらなかった」とファンが怒った当然の理由
2
巨人・阿部慎之助監督のエンドラン外し「捕手の勘だった」発言に江川卓が「それはない」異論のワケ
3
認知症の蛭子能収「太川陽介とバス旅」は忘れてもボートレース場で「選手解説」ギャンブラー魂
4
レジェンドOBなのになぜ!ド低迷の川崎フロンターレ「中村憲剛」新監督案をサポーターが拒絶
5
【衝撃事実】見たのは誰だ!トランプ銃撃犯は「11分間ドローンでライブ配信」していた