07年のオフ、広島にメジャー挑戦する意向を伝えた直後のこと。記者にファンへの思いを聞かれた黒田が、「カープに本当に育ててもらったと思っていますし、たくさんのファンの人たちに応援してもらいましたし‥‥。感謝の気持ちでいっぱいです」と、言葉を詰...
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バリバリのメジャーリーガーとして、古巣に戻ってきた。いまだ広島は空前の黒田フィーバーに沸いている。惜しむらくは、チームがその波に乗り切れていないことだろう。しかし、黒田がこれまで歩んできた野球道こそ、逆境の連続だった。不惑を迎えてもなお変わ...
記事全文を読む→パ・リーグで最も想定外の低空飛行を続けているのは、オフに総額40億円とも言われる大補強を行ったオリックスだ。ブランコ(33)がわずか4試合ではやばやと左膝を故障して戦線離脱。中島裕之(32)と小谷野栄一(34)もそろって大きく期待を裏切り、...
記事全文を読む→今季は優勝候補として下馬評が高かった広島も、エルドレッド(34)が不在とはいえ、打線が冷え込んでいる。黒田博樹(40)の復帰でムードは良好のはずだが‥‥。「実は選手たちがガチガチになっているんですよ。というのも、前田健太(27)が今オフにメ...
記事全文を読む→開幕から一回りの対戦を終え、早くも各チームの明暗が分かれ始めている。「スタートダッシュ失敗」の陰には、シーズン前の思惑を裏切る大誤算が‥‥。方々で叫ばれている恨み節、怒号、嘲笑のオンパレードをお届けしよう。大誤算が生まれれば、おのずと迷いが...
記事全文を読む→初めて2桁勝利を達成したのはプロ入り5年目、01年のことだった。「来年、期待しているからな」プロ入り後、伸び悩む黒田を覚醒させる転機は前年の秋季キャンプで、01年からチームの指揮を執った山本浩二監督からのそんなひと言だったという。西山氏も当...
記事全文を読む→黒田は大学時代に150キロの球速をマークし、一部で注目されるようになってはいたが、大学日本代表に選ばれることもなかった。黒田は著書「決めて断つ」の中で、プロ入り前の心境をこう述懐している。〈当時は逆指名制度があったので、大学生でも実力があれ...
記事全文を読む→2月16日に行われた復帰記者会見で黒田は、「カープに帰るなら、今年が最後。年齢的な部分もそうですし、帰るなら今年しかない」と心境を明かした。広島時代にバッテリーを組んでいた西山秀二氏が話す。「必ず広島に帰ってくると思っていましたよ。メジャー...
記事全文を読む→1年20億円とも言われる巨額オファーを断り、8年ぶりの日本球界復帰を果たした黒田博樹。広島カープを24年ぶりの優勝へと導くため、再び「背番号15」の赤いユニホームに袖を通した“漢”は、メジャーをも席巻した圧巻の投球を続けている。40歳になっ...
記事全文を読む→巨人が「ぜひ指導者に」とラブコールを送り続ける松井秀喜氏(40)に、今度は日本代表監督のオファーが舞い込んだ。政界の大物が黒幕として暗躍するこの「極秘プロジェクト」。どうやら現実化の確率は高そうなのである。2020年東京五輪にまつわる話題の...
記事全文を読む→【4】鳥谷が勝敗を背負え最後の条件は鳥谷です。FA残留したキャプテンにこそ、真のチームリーダーになってもらいたい。去年の春から彼には「鳥谷の阪神で優勝しろ」とハッパをかけています。「鳥谷が打ったから勝てた」「鳥谷が打てなかったから負けた」と...
記事全文を読む→【3】巨人に勝ち越せ過去を振り返っても、対巨人の勝ち越しは優勝条件の一つです。日本一に輝いた85年もその後の2度のリーグ優勝の03年、05年も勝ち越しに成功しています。ところが、ここ最近は07年(09~11年は3年連続のタイ)に勝ち越して以...
記事全文を読む→【2】魔の9月を乗り越えろ近年のタイガースは、ペナントレースの最終コースで失速するパターンを繰り返してきました。10年から5年連続で9月に負け越しているのです。今年こそ勝負どころでのふんばりが求められます。大事なのは、投手陣と野手の、特にベ...
記事全文を読む→いよいよプロ野球が開幕しました。阪神の下馬評が高いようですが、私の順位予想でも1位です。05年以来のリーグ優勝のチャンスであるのは間違いありません。これから列挙する4カ条を守れば、秋に歓喜の瞬間を迎えられるはずです。【1】開幕ダッシュをせよ...
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