スポーツ

掛布雅之が提言!「30年ぶり阪神日本一への4カ条」(2)魔の9月を乗り越えろ

20150409g

【2】魔の9月を乗り越えろ

 近年のタイガースは、ペナントレースの最終コースで失速するパターンを繰り返してきました。10年から5年連続で9月に負け越しているのです。今年こそ勝負どころでのふんばりが求められます。

 大事なのは、投手陣と野手の、特にベテラン勢のスタミナを温存させることです。もくろみどおりに開幕ダッシュに成功すれば、思い切った起用もしやすくなります。4月に38歳となる福留もある程度、休ませながら使ったほうが力を発揮するはずです。代役として、ドラフト3位ルーキーの江越や伊藤隼、中谷あたりがスタンバイしています。高卒2年目の横田もまだ期待するのは酷かもしれませんが、大化けする可能性もゼロではありません。

 右肘手術明けで、慣れない三塁を守る西岡も適度にリフレッシュさせながら使ったほうがいいでしょう。ポイントとなるのは今成と新井良太です。実績のある中堅の2人が三塁の定位置を奪い取るぐらいの活躍をすれば、西岡の勝負強さが終盤に光るはずです。

 今年から交流戦が3連戦×6の計18試合となったのも追い風となるでしょう。昨季までは2連戦×12の24試合で、メッセンジャーや藤浪の登板間隔を詰めて回しましたが、今年はふだんどおりに先発6枚で回すことになるので、スタミナの消耗も少ない。「ゆったりローテ」で先発陣が長いイニングを投げれば、リリーフ陣の酷使も避けられます。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
4
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
5
「これは…何をやってるんですかね」解説者がア然となった「9回二死満塁で投手前バント」中日選手の「超奇策」