野口氏が語る。「12年に『ネットワークでつくる放射能汚染地図』という番組で43万ベクレルの汚泥の話をしました。ただし、阿武隈川に注ぐ側溝の泥の値です。そこは線量の高いホットスポットで、雨で流れてたまったのです。その値がなぜか同じ43万ベクレ...
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これに対して、野口氏は再反論する。「漫画に出てくる松井英介氏は、実際にその類いのことを主張しているようですが、この放射性微粒子説は間違っています。まず微粒子の大きさや、放射能についての言及がありません」雁屋氏が福島を訪れたのは昨年で、事故の...
記事全文を読む→福島第一原発の取材直後に主人公が鼻血を出すという内容が、福島への風評被害だとして大騒動に発展している。作品中では、なんと科学者や元双葉町長らが実名で登場し、これを被ばくによる症状と断定したのだ。沸き上がる福島県民の憤怒の声を代弁し、問題表現...
記事全文を読む→今年1月下旬、インドを外遊した朴槿恵大統領は、「インドと原発で協力できる余地がある。1978年の稼働以来、韓国の原発は一度も大きな事故を起こしていない」と放言。これには世界中から失笑が漏れた。何しろその2カ月前には韓国原子力安全委員会が調査...
記事全文を読む→国家戦略として原発を世界に売り込む韓国。だが、次々と問題が発覚し、今や売り物にならない「ポンコツ商品」であることが発覚。国内の原発もしかりで、大事故が起きれば日本にも重大な影響が及ぶというから、他人事では済まされないのだ。「韓国の原発は安全...
記事全文を読む→福島第一原発事故から3年が経過しても、福島にはいまだ故郷に帰れない人々が多い。その避難者の神経を逆なでするような、「原発バンザイ映画」がまもなく公開される。その仰天映画の内容とは‥‥。2月12日、参議院議員会館講堂で映画の試写会が開かれた。...
記事全文を読む→第1次安倍内閣で経産相として原発を推進していたのが、甘利明内閣府特命担当相(64)である。事故後の11年6月、甘利氏はテレビ東京の「週刊ニュース通信」に出演。「原発事故は自公政権時代の安全対策に問題があったのでは?」との田勢康弘キャスターの...
記事全文を読む→福島においては、男児のみならず女児にも、深刻な悩みをもたらしている。激しい怒りを原稿用紙5枚にぶつけたのは、富岡町の小学校4年生の女児だった。〈毒ガスが来るので〉何も持たずに家族と、福島県内を避難し続けた女児に一本の連絡が届いたのだ。〈ひい...
記事全文を読む→東電のもう1人の超A級戦犯は、00年から02年まで東電社長で、事故当時は顧問だった南直哉氏(78)。電力自由化を図り、世界一高い電力料金を引き下げようという動きが、かつて旧通産省にはあった。政界人脈などを駆使してこれを全力で潰し、地域独占企...
記事全文を読む→X氏が語る。「これまでの振り込め詐欺みたいに通帳や銀行の窓口だと、何回かやってるうちにバレる可能性があるよな。あるいは本人に接触して取りに行くようなパターンだと、警察が待ってるかもしれない。それで最近は、空き地に宅急便で現金を送らせるって詐...
記事全文を読む→人口約16万2000人のうち、なんと約4000名もの死者・行方不明者を出し、震災地の中で最大被害に見舞われた宮城県石巻市。そんな同市の震災復興のガレキ処理事業で、火事場ドロボー的な補助金チョロまかし疑惑が出たのは、2012年4月のことだ。「...
記事全文を読む→津波被害とは明らかに性質の違う、福島原発による放射能被害。被災した子供たちの作文からは、一つも進まない復興の現実が読み取れるのだ。4月1日に、福島第一原発事故後、初めて避難指示区域が解除されることが決定した。岩手、宮城、福島の115人の子供...
記事全文を読む→まったく事故への「反省なし」。東電原発事故の「超A級戦犯」たちは、今もぬくぬくと暮らし、ペテンを弄して原発再稼働へ動こうとしている。その生活ぶりたるや、厚顔と断じるほかないものだった。2313億円の黒字。東京電力が今年1月に発表した、昨年4...
記事全文を読む→決して少なくない人たちが、いまだに仮設住宅暮らしを余儀なくされている。そんな被災者たちにまで、「悪魔」は手を出していた。この3年間、東日本大震災に関する取材を続けているジャーナリスト・村上和巳氏が語る。「福島の中通りなどで、仮設住宅を訪ねる...
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