あれから3年──。長い月日が流れたようで、まだまだ被災地には多くの爪痕が残り、被災者たちからも痛々しい記憶が消えていない。未曾有の大惨事は、絆のつながりを確認させてくれたはずだ。ところが、“悪魔たち”は、己の欲望を満たすために東北を食い物に...
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放射能でノイローゼ気味になってしまった妻を持て余した埼玉県在住の桜木淳史さん(45)=仮名=は、大学の理学部で原子力を教える教員であったというから、何とも皮肉である。妻とは少々金銭感覚が異なったり、妻の実家と折り合いが悪かったりという問題が...
記事全文を読む→Bこのところ、福島第一原発では観測用の井戸水から突出した量の放射性物質が検出されている。A昨年7月、福島第一原発敷地内の地下水から1リットル当たり500万ベクレルのストロンチウム90が検出されたことを把握しながら今年2月まで公表しなかった。...
記事全文を読む→A東京電力の、避難区域にある家を捨てざるをえない被災者への賠償も進んでいないようだね。Cその背景には南相馬市と、川俣、楢葉、富岡、川内、大熊、双葉の各町、葛尾村、飯舘村に住む住民に不動産の登記をするという意識が浸透していなかったということが...
記事全文を読む→東日本大震災から、まもなく丸3年。被災地の各県では、いまだに新聞・テレビが報じきれないさまざまな問題が山積しているが、中でも福島県の悩みは原発被災地でもあるだけに複雑だ。福島県下の複数の自治体職員に、住民には伝わらない「タブー実態」を“守秘...
記事全文を読む→因縁めいた経緯で都知事選に参入した小泉氏だが、老体はついてこなかったようだ。演説が終盤にさしかかると、体力が追いつかず、とにかくセリフをかみまくるのだ。「これから年を取ってもできることがある、やられることぎゃある(やるべきことがある)。それ...
記事全文を読む→吉祥寺駅前で、小泉氏はこう語る。「日本は現在(原発は)ゼロでやっているじゃないですか!この選挙で戦っているのは、原発を基幹エネルギーとしようとする勢力と、『いや原発ゼロで自然とともに生きようよ』と、自然を支点にモノを発展させようというグルー...
記事全文を読む→いよいよ2月9日に投票を控えた都知事選だが、選挙戦の主役となっているのが小泉純一郎元総理だ。連日、その勇ましい一挙手一投足が報じられているが、ちょっと待て!密着した記者の目に映っているのは、かつてのギラギラしたオーラなどまるでない、ヨボヨボ...
記事全文を読む→人気グルメマンガ「美味しんぼ」(小学館)の作者・雁屋哲氏(72)が、オーストラリアの生活情報サイトで語ったインタビューが波紋を広げている。「福島の真実」として語られた数々の“放言”は、復興を願う人々にとって看過できないものだった。〈これは私...
記事全文を読む→舛添氏を猛追するのが、1月14日に出馬表明した細川護煕氏(76)。全面支援に回る小泉純一郎氏(72)との元総理コンビで、無風状態だった選挙戦を一変させた。2人は「脱原発」で一致し、連携。東京都は原発事故を起こした東京電力の大株主であり、大き...
記事全文を読む→ポスト猪瀬を巡って水面下でさまざまな動きがあるという。政治評論家の小林吉弥氏が語る。「誰を担ぐか各党とも模索しているが、しぼりきれていない。その中で最も人気があるのが舛添要一元厚労相(66)。行政経験のある実務型でオリンピックを控えている東...
記事全文を読む→死者は最悪2万3000人、経済被害は国家予算に匹敵する約95兆円──。今後30年で発生する確率が70%の首都直下型地震の被害想定がまた大きくなった。加えてXデーが迫る富士山噴火。廃炉に向けての作業を進める福島第一原発は大丈夫か。武蔵野学院大...
記事全文を読む→13年3月、福島第一原発から20キロ圏内の小高区と原町区の一部を擁する福島県南相馬市に、一人の医師が移住してきた。富山県高岡市の済生会高岡病院で副院長兼内科部長を務めていた中林智之医師(60)だ。中林医師は、過去に福島県を訪れたのは数回程度...
記事全文を読む→東日本大震災から3度目の正月を迎えようとしている福島県。しかし、いまだ第一原発の問題も収束しないまま、人口も震災前から5万人以上も流出したままだ。だがこうした状況下でも、地域のために懸命に奔走する人たちも少なくない。さまざまな思いが去来する...
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