仕事中、急に「ゲップ」が出て困った経験はないだろうか。もし、頻繁に「ゲップ」が出る場合には、何らかの病気が潜んでいる危険がある。本来、「ゲップ」は、胃の中にたまった空気が食道から逆流することにより起こる生理現象。胃には食べ物を逆流させない食...
記事全文を読む→田幸和歌子
朝起きたら顔がパンパンに腫れていた、夕方になると靴が履きにくくなる──つら~い「むくみ」は、年齢や性別に関係なく発症する。「むくみ」は、皮膚の下に過剰な水分がたまっている状態を指す。医学用語では「浮腫」と呼ばれる。発症しやすい箇所としては、...
記事全文を読む→落語家でタレントの笑福亭笑瓶さんが2月22日に「急性大動脈解離」によって死去した。66歳だった。笑瓶さんを突然襲った「急性大動脈解離」とは、どのような病気なのか。大動脈は体の中心部を走る最も太い血管だ。「大動脈解離」は、外膜・中膜・内膜の3...
記事全文を読む→「最近トイレに行く回数が増えた」「尿意が近い」と感じたら「頻尿」かもしれない。「頻尿」は排尿の回数が増えて、日常生活に支障をきたす状態。1日に8~10回以上、夜間にトイレへ行く回数が2回以上というのが「頻尿」の目安だ。特に夜間の尿意で何度も...
記事全文を読む→突然死の危険もある「不整脈」。脈のリズムや頻度が不規則に打つ状態を指すが、安静時の脈拍は、実に1日に約10万回程度拍動している。しかし、何らかの原因によりこのリズムが崩れることがあるのだ。「不整脈」は3種類に分類される。1つ目は「期外収縮不...
記事全文を読む→国内で3000万人ものの患者が悩まされているという「腰痛」。突然腰が痛くなり、動けなくなってしまうのが「ぎっくり腰」だ。正式には「急性腰痛」と言われ、西洋では急激に痛みが生じることから「魔女の一撃」と呼ぶこともある。「ぎっくり腰」は様々なき...
記事全文を読む→今年はスギ花粉の大量飛散が予測されているとあって、花粉症の人にはつらいシーズンとなりそうだ。症状緩和のひとつに花粉症を根本的に治す「アレルゲン免疫療法」(減感作療法)がある。これは花粉の抗原の抽出液で作った薬を皮下注射で体内に入れ、花粉への...
記事全文を読む→「手のひらや足の裏、ワキなどに大量に汗をかく」「人よりも汗をかきやすい」──異常な量の汗をかく場合は、「多汗症」の可能性がある。これは気温が高い時や運動をしていなくても過剰に汗をかいてしまう病気。単なる汗かきと違い、日常生活に支障が出るのも...
記事全文を読む→死亡欄の記事でもよく目にする「心不全」。心臓病と間違われやすいが、これは病気ではない。「心不全」は、心臓に何らかの異常があり、心機能が低下して、全身の臓器が必要とする血液を十分に送り出せなくなった状態。心臓は全身に血液を送り出すポンプとして...
記事全文を読む→突然我慢できないような尿意を感じたり、トイレまで我慢ができずに尿漏れしてしまうことがある──。もしかしたら「過活動膀胱」を発症しているかもしれない。これは膀胱の神経が過敏になり、尿が十分にたまっていないうちに、自分の意思とは関係なく膀胱が勝...
記事全文を読む→スマホの長時間使用によって「腱鞘炎」を発症する人が増えているという。これは筋肉と骨をつなぐ腱と腱をつなぐ腱鞘が擦れ合うことで炎症を起こしてしまう病気。「腱鞘炎」の中でも、スマホの使いすぎは「ドケルバン病」である可能性が高い。これは「スマート...
記事全文を読む→近年、パソコンやスマートフォンの長時間使用で「ドライアイ」の患者が増加しているという。これは、目を保護するのに必要な涙の量が不足したり、涙の質のバランスが低下することで涙が均等に行き渡らなくなる病気。「乾燥性角膜炎」とも呼ばれる。「ドライア...
記事全文を読む→日照時間が短いこの時期は「冬うつ」に注意したい。これは、秋から冬にかけて「気分が落ち込む」といったうつ症状を発症し、春や夏になると回復する季節性うつ病のひとつ。医学的には「季節性情動障害」と呼ばれる。冬場は十分に日の光を浴びる時間が減るため...
記事全文を読む→寒い冬には「めまい」が増加するのをご存知だろうか。最大の原因は「冷えによる血行不良」だ。寒さで血管が収縮すると血流が悪くなり、全身に酸素や栄養が行き渡らなくなるのだ。特に、脳や耳は体の平衡感覚を司る役割を果たしているので、血流が悪くなると、...
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