芸能

オタクに嫌われた本田翼のNo.1理解者は「人間なんかどうでもイイ」断言の中川翔子だった

 本田翼はなぜこんなにも嫌われているのか。

「ばっさー」の愛称で親しまれ、ドラマにバラエティーにと大活躍。18年には自身のYouTubeチャンネル「ほんだのばいく」を開設し、およそ1カ月で登録者数100万人を突破したのに、だ。登録者数は順調に伸び、19年にさいたまスーパーアリーナで開催したチャンネル開設1周年記念イベントには、約1万7000人を集めたほど。さらには21年「上半期タレントCM起用社数ランキング」で初の1位に輝き、年間首位も獲得する。順風満帆なタレント人生を歩んでいたかに見えていたが…。

 初のゴールデン連続ドラマ主演となる「君の花になる」(TBS系・火曜22時)での、本田の演技は「下手」「大根」「棒読み」と散々な言われようで、初回放送時には「#本田翼 演技下手」がSNSで急上昇トレンド入りしたほどだ。

 そもそも「君の花になる」は、本田演じるあす花が、崖っぷちのボーイズグループ「8LOOM」が共同生活する寮の寮母になり、彼らがトップアーティストになる夢を応援するストーリー。本田が男の子たちに囲まれてワチャワチャするところが、同性の反感を買ってしまったのか、とも思った。が、それだけでもなさそうだ。

「大の漫画・ゲーム好き」を公言し、YouTubeチャンネルではゲーム実況も配信する本田。世のオタクたちからも熱烈に支持されていた。ところが昨年、年下研修医との熱愛が発覚すると、オタクたちの態度が激変。「裏切られた」「ビジネス陰キャ」などの言葉がSNS上で飛び交い、YouTubeチャンネルのコメント欄も炎上する有様だった。

 漫画やゲームが好きという言葉を信じて、勝手に「自分たち側の人間」と思い込み、恋人ができたら「裏切られた」と手のひら返しするのもどうかと思うが、そんなオタクを味方につけようとしたのが間違いだ。彼らは味方につければ最強だが、アンチに回ると、とんでもなく怖い。

 本田の悲惨な状況を見て思い出したのが、中川翔子だ。漫画、特撮、コスプレ、ゲームを愛するオタクであると公言。04年に開設した「しょこたん☆ブログ」で人気を博し、世のオタクたちから絶大な支持を受けていた。が、歌手デビュー、情報番組のコメンテーター、ファッションブランド立ち上げなどなど活躍の場を広げ、それに比例するかのように、アンチによる誹謗中傷も増えた。

 そんなしょこたんが11月17日放送の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)に出演。この日のテーマは「チェンソーマン芸人」で、漫画「チェンソーマン」を愛する芸人達に混ざり、中川も登場した。

 各々が好きな「チェンソーマン」のキャラにコスプレ。推しキャラの「パワー・血の魔人」に扮したしょこたんは「パワーはですね、すぐバレる嘘ばっかりつくんですね。嘘ばっかりつくし、人間が本能的に大嫌いなんです。悪魔の血でね。でも、猫が大好き。だからチェンソーマン読んだ時に、パワーにはスゴい共感して『やっぱり人間大嫌い。猫大好き』って思いました」と話した。「しょこたん、人間大嫌いやねん」とケンドーコバヤシが彼女の思いを代弁するかのように言うと、さらに「人間なんかどうでもイイです」と吐き捨てるように追い討ちをかける。オタクに手のひら返しされた本田翼の一番の理解者は、しょこたんかもしれない。

(堀江南)

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