政治
Posted on 2023年05月17日 17:58

国民は知っているのか…急いで通したかったLGBT法は「公金チューチュー法案」という利権まみれ

2023年05月17日 17:58

 自民党は5月16日の総務会で、性的少数者(LGBT)への理解増進法案の修正案を了承した。自民、公明両党は与党政策責任者会議でもこれを了承し、週内に国会に共同提出する。5月19日開幕の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)を控え、岸田文雄首相としては、議長国である日本の取り組みが遅れている、との批判をかわす狙いがある。

 ところが差別解消どころか、一部のLGBT活動家を行政が支援するための「公金チューチュー法案ではないか」との批判が出ているのだ。いったい、どういうことなのか。

 先の自民党総務会では中曽根弘文元文科相が、法案の中に学校に必要なLGBT対策を求めていることについて「教育現場に対応を丸投げされないかを危惧している」と懸念を示し、採決前に退席した。

 これは第11条で、国や自治体に対し、国民が性自認の多様性に理解を深めるため、教育や学習の振興、広報活動などの施策に努めるように要求していることを指す。

 さらに同条2項では事業主に、3項では学校の設置者に対し、従業員や生徒などの関係者が同様の理解を深めるべく、研修や啓発など必要な措置を行うよう、それぞれ求めていることを意味している。

 研修や啓発事業を行うのは学校や自治体なのだが、実際にそうした業務に携わるのはLGBT問題に関わってきた民間団体の活動家となることが予想される。つまり、LGBT活動家が講師となって研修などを行うべく、行政から補助金を投入することになるわけだ。元財務官僚で、嘉悦大学の高橋洋一教授は「LGBT利権増進法でしょ」とツイートして批判した。

「ナベツネ」こと、読売新聞の渡辺恒雄代表取締役主筆が、岸田首相の開成高校の先輩という間柄から「岸田応援団」として、社説で次のように慎重な審議を求めている。

〈岸田政権は多様性を尊重していない、という批判を避ける狙いがあったのだろうが、法案提出の表明は拙速と言わざるを得ない。米国ではLGBTを子どもたちに教えるべきかどうかを巡って、対立が深まっているという。海外のLGBT対策を参考に、日本社会にふさわしい施策について議論を深めることが大切だ〉

「ナベツネ」の言うことには従順な岸田首相だけに、法案は今国会で成立せず、廃案か継続審議となりそうだ。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年07月16日 15:15

    民放キー局のゴールデン・プライム帯(午後7時~11時)の連続ドラマが続々とスタートする中、平均世帯視聴率がぶっちぎり最下位という厳しい現実を突きつけられたのが、小池栄子主演の火曜午後9時枠「さよならノワール」(フジテレビ系)だ。警視庁西池袋...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年07月17日 13:00

    全国の劇場で公開中の映画「バナ穴BANA_ANA」は、共同プロジェクト「新しい地図」として活動する稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が主演する作品だ。これが7月18日午前0時から動画配信サービスのU-NEXTで独占レンタル配信される。これは「新しい...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年07月19日 07:00

    7月18日、「週刊文春」電子版が女優・川口春奈とサッカー日本代表DF・板倉滉の真剣交際を報道。突然のビッグカップル誕生に、ネット上では祝福の声があふれている。記事によると、2人は昨年から交際をスタート。板倉は昨年8月からオランダの名門アヤッ...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/7/21発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク