政治

天才テリー伊藤対談「枝野幸男」(1)国会を動かすのは国民の皆さんの声

●ゲスト:枝野幸男(えだの・ゆきお) 1964年、栃木県生まれ。東北大学法学部卒業。88年、24歳で司法試験合格、26歳で弁護士登録。93年、「日本新党」の候補者公募に合格し、旧埼玉5区から衆議院議員に立候補、初当選。翌年、「新党さきがけ」へ移り、薬害エイズ問題の解決に尽力。96年、旧「民主党」結党に参画し、その後、政策調査会長、憲法調査会長を歴任。2010年、鳩山内閣で「行政刷新担当大臣」に就任。与党第1党としては、最年少の46歳で民主党幹事長となる。11年、菅内閣で「内閣官房長官」に。東日本大震災、原発事故の対応にあたる。野田内閣で「経済産業大臣」に就任。16年、「維新の党」などが合流し、「民進党」に改称。初代幹事長に。17年、民進党代表選で前原誠司氏に敗れ、代表代行に。その後、「立憲民主党」を結党、その代表を務める。

 昨年秋の衆議院選挙時に立憲民主党を立ち上げ、以後その代表として大きな注目を浴び続ける枝野幸男氏。疑惑だらけの安倍政権の諸問題に果敢にメスを入れ続ける姿勢そのままに天才テリーを相手に、目の前にあるさまざまな疑問を摘出、政治家を志した理由を語り尽くした!

テリー 今日は有権者の一人として、いろいろ聞かせてください。まず、先日の前国税庁長官・佐川宣寿さんの証人喚問について。なかなか詰めきれない将棋みたいで、見ているこちらは実に歯がゆかったですね。

枝野 証言拒否が多すぎましたからね。犯罪にあたる行為、それと密接不可分なことでないと拒否できないのですが、あれは明らかに度を越えていました。ただ彼が逃げまくったことで、はっきりしたこともありましたけど。

テリー それは何が?

枝野 土地の値引きがあった時の長官は佐川さんではなく、その前の迫田(英典)さん。佐川さんはポロッと「自分は引き継ぎを受けてない」と言いましたよね。つまり「佐川さんは何も知らない」ということですから、きちんと知ってる人に聞かないといけない。今回、その部分に焦点を持っていくことはできたと思います。

テリー ということは、迫田さんが証人喚問に出てくる可能性もある?

枝野 与党に真相を解明する気があれば、ですね。

テリー ないでしょう。

枝野 だとしたら、批判されるべきは与党です。多数決で決められたら、野党は絶対に勝てませんから。多くの国民が「おかしい」と声を上げてくれないと、与党を追い込むことはできません。国会というのは「与党vs野党」じゃなく、「与党vs国民」なんですよ。そこは皆さん、勘違いしてらっしゃると思います。

テリー この件は国有財産の値引き、文書改竄など、いろいろな問題を含んでいますが、結局、誰に責任があるんですか?

枝野 それはやっぱり安倍(晋三)さんですよ。総理大臣の奥さんが名誉校長を務めている学校なら、もちろん忖度しますし、その状況をわかっていながら放置していた安倍さんには一定の責任があります。この問題は、初めから安倍さんが「自分の妻が名誉校長だったことでいろいろと影響を与えていたかもしれず、申し訳なかった。ぜひ全貌を解明しましょう」という姿勢であれば、ここまで騒がれず、それこそ大阪の財務省の方がみずから命を絶たれるようなことにはならなかったはずですよ。

テリー 昭恵さんの証人喚問、国会招致に関しては、どう考えていますか?

枝野 我々の立場として、「国会に出てきて、ちゃんと説明しろ」と言うのは当然の要求だと思ってます。「家で聞いたら、妻はこう言ってました」では済まないですよ。

テリー もちろんですよ、でも実現できますかね?

枝野 それはさっきも言ったとおり、国民の皆さんに声を上げてもらうしかありません。我々は、国会の中でやれることを責任を持ってやりますが、本当にやるのは国民の皆さんですから。佐川さんの証人喚問も、実現させたのは国民の皆さんが追い込んだからで、我々はお手伝いしたに過ぎないんですよ。

カテゴリー: 政治   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    暑いと思ったら顔が赤い?恥ずかしい赤ら顔は化粧水でケア

    Sponsored
    91796

    ゴールデンウィークも終わり、これから夏に向けて徐々に気温が高くなってくる季節ですね。スポーツやイベントなど出かける機会が増えてくる方も多いのではないでしょうか。そんな楽しい季節ですが、気候の変化による肌トラブルも気になります。日中の日差しか…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

    高血圧・高血糖・高血中脂質が1つでもあると、動脈硬化につながる「トリプルリスク」になる!?

    Sponsored
    102085

    いま、アラフォー世代を中心に、「トリプルリスク」の危険性が叫ばれている。「かくれ肥満」を提唱し、メタボに警鐘を鳴らした医師の岡部正さんによると、「高血圧・高血糖・高血中脂質のうち、どれか1つでも該当すると他の2つも悪くなる可能性がある」そう…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

    認知症の予防に期待!? 世界初、九州大学がプロポリスの認知機能向上効果を実証!

    103760

    九州大学大学院歯学研究院の武洲准教授と倪軍軍助教の研究グループは、中国青海省人民病院との共同研究において、ブラジル産プロポリスが中国チベット高原に住む健常な高齢者の認知機能低下並びに全身性炎症の改善効果をもたらすことを明らかにした。臨床研究…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
芸能界「自己責任な女」受難の後始末(1)剛力彩芽はこのまま引退?
2
若林正恭と南沢奈央の破局に、大島優子のファンが安堵するワケ
3
岡村隆史、若林正恭と南沢奈央の破局に“心ない発言”で南沢ファンが怒髪天!
4
芸能界「自己責任な女」受難の後始末(3)酒井法子が住居を追い出された?
5
「HIKAKINも抜いた」米津玄師、“いったいいくら荒稼ぎ?”とネットで大激論!