政治
Posted on 2018年07月15日 09:58

文部科学省前局長逮捕の裏口入学は「省内のお受験戦争」にあった!?

2018年07月15日 09:58

 文部科学省の前科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者が、東京医科大学に便宜を図る見返りに息子を医学部に不正合格させた問題。7月13日には、大学側が過去に不正合格させた受験生やその親の名前が書かれた「裏口入学リスト」を作成していたことも報道された。文科省は前代未聞の大騒ぎとなっているが、「佐野太容疑者が裏口入学に手を染める背景には、文部科学省の職員の中での学歴偏重体質があるのでは」と指摘するのは、同省の幹部職員。こう明かしてくれた。

「文科省には当然ながら、教育行政を志望して入ってくる官僚が多いわけですが、もちろん自分の家族や子弟に受けさせる教育に対する思いは強い。小学校受験については公立小学校を管轄する官庁でもある関係から、周囲の目を気にしてさすがに控えていますが、中学受験をしている子弟は多くいます。文科官僚は開成や麻布など有名中学出身者も多いので、自分の子供もやはり同レベルの学校で学ばせたいという思いが強いのではないでしょうか。彼らのお受験に対する熱はすさまじいですよ。PTA役員にも積極的に手を上げるのが文科省の父兄たちです。そこで学校の問題点などを積極的に議論します。教師にとっては管轄官庁でもあるので強気な態度には出にくいし、いい迷惑でしょうね(笑)」

 彼らにとってのエリートコースは、国家公務員だけに、筑波大学駒場などの国公立付属中学から東京大学など一貫して国立大学に通うのがエリートコースなんだとか。

「私大でも早慶以外は論外。関西では、有名大学の立命館大学ですら“ぜつめいかん大学”と陰でバカにしているほどです。毎年2月、3月の受験シーズンになると『あの課長の息子さんは○○大学に入った』と話題になっています。現役局長ともなれば、やはり息子も一流大学にと思い、背にハラは変えられなかったのではないでしょうか」(前出・文科省幹部職員)

 そんな理由も手伝って佐野太容疑者が、裏口入学させていたとしたら、さらに呆れるほかない。“エリートたちの闇”は深そうである。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年07月12日 09:00

    自らの体をガス状に変化させ、密室の壁をスリ抜けて犯行を繰り返す。そんな怪人出現の恐怖を描く映画「ガス人間」が現在、ネットフリックスで配信されている。これは1960年公開の東宝特撮映画「ガス人間㐧1号」のリブートだが、本作では小栗旬、蒼井優ら...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年07月12日 11:00

    「率直に言います。増田選手が勝ちます!ボクシングに100%はないんですけど、比嘉選手は(王座を)獲れないんですよ」自身のYouTubeチャンネルできっぱりとこう断言したのは、元世界王者の亀田大毅氏だ。7月20日に東京・両国国技館で激突する、...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年07月13日 11:15

    マーリンズか、ソフトバンクか、あるいは大学残留か。大リーグ(MLB)のドラフト会議が7月12日(日本時間13日)にペンシルベニア州フィラデルフィアで行われ、既にソフトバンクから1位指名を受けている佐々木麟太郎内野手は、マーリンズが8巡目(全...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/7/7発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク