8月に入り、各地で酷暑が続く中、いっそうの熱中症対策が叫ばれている。デスクワーク中や外出時、喉を潤すために清涼飲料水やスポーツドリンクをガブ飲みするサラリーマンの姿も目立つ。しかし、喉の渇きを解消するつもりの水分補給が、かえって体に深刻な不...
記事全文を読む→天才テリー伊藤対談「宝田明」(2)麻酔もなくて裁ちバサミで手術を!?
テリー そこまでの状況だと、お金の価値も一転しますよね。
宝田 もう日本円も満州のお金も使えませんから、ソ連軍が発行した「軍票」を使っていました。私がソ連兵を相手に靴磨きやタバコ売りをした時も、その軍票をもらったんです。
テリー 本を読むとよくわかりますけど、当時10歳の少年とは思えないほど、宝田さんはたくましいし、賢かったんですね。ロシア語もしゃべれたし。
宝田 ふだんから中国人やロシア人の子供たちと遊んでいましたから、片言ぐらいはしゃべれたんですよ。
テリー その時期に、命に関わるケガを負われたんだとか。
宝田 今でもここに残っていますよ(と、右脇腹を指さす)。ある時、走っている列車を見ていたんです。当時は関東軍が客車や貨物車に乗せられて、どんどん北のほうへ抑留されていた時で、うちも2人の兄が兵隊に行っていましたから。
テリー 帰ってこないお兄さんを心配されていたんですね。
宝田 ところが、もう少しよく見ようと列車に近づいていったら、中から兵隊が「帰れ、帰れ!」って言っているんです。「なんでだろう」と思っていたら、向こうからソ連の兵隊がタタタタッと走ってきて、こちらに72連発の自動小銃を撃ちまくってきたんです。それで転げ回りながら家に逃げ帰ったら、どうにも脇腹のあたりが熱くてしょうがない。見たら血だらけでした。
テリー 銃弾が当たったんですね。
宝田 ええ、母親に理由を話したら「バカ!」って叩かれましたけどね(笑)。
テリー 大変じゃないですか。どうされたんですか。
宝田 家には常備薬のオキシフルとかヨードチンキくらいしかないし、病院は全て閉鎖されているので、ウーウーうなっているしかないんです。やっと3、4日後ぐらいに母親が、軍医をリタイアして満州鉄道で働いていた人を呼んできてくれました。その時はもう傷口は腫れて、膿だらけでした。恐らく、バイ菌が入ったんでしょうね。あと、当時のソ連は国際法で禁止されていた鉛の弾を使っていて、「鉛毒」で肉が腐ってきていたんですよ。これは銃弾を取り出した時、初めてわかったんですが。
テリー わわ、それは聞くだけで痛くなってきます。
宝田 弾を取り出すのも大変でしたよ。イカを干すみたいなポーズで両手足をベッドに縛りつけられて、焼いて消毒した裁ちバサミをブスっと刺されて、麻酔もなしに切られたんです。今でも記憶に残っていますけれど、固い肉の部分を切る時はジョリジョリって音がするんですよ。
テリー 想像を絶する荒療治だ‥‥でも、その先生がいなかったら、破傷風でそのまま亡くなっていたかもしれませんね。日本に帰ってくるのは、それからどのぐらいあとなんですか?
宝田 それから1年半ぐらいですかね。ハルピンの最後の正式な引き揚げというのが始まるんです。その道中もまた大変でね‥‥何も食べるものがないまま半日や1日歩いたり。赤ん坊を連れている人の中には、その子を食料と交換している人もいましたよ。そのほうが、子供が生き残る確率が高いですから。
テリー いわゆる残留孤児ですね。
宝田 おっしゃるとおりです。日本人は利発だし、頭がいい。将来的にメリットがあると思って、現地の人たちも、子供を譲り受けたんだと思います。
アサ芸チョイス
可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...
記事全文を読む→堺雅人主演ドラマ「VIVANT」(TBS系)が3年ぶりの続編でも、圧倒的な存在感を放っている。第2シーズンの初回放送は、平均世帯視聴率18.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。放送中にはXで世界トレンド1位になった。前作は2023年...
記事全文を読む→2024年7月に停車中のロケバス内で共演者の女性に性的暴行をしたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われたのは、元お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二被告だ。その第6回公判が8月5日に東京地裁で開かれ、検察側は懲役7年を求刑。...
記事全文を読む→

