スポーツ

原辰徳「監督として巨人にリベンジしたい」(2)高田GM切りの選択肢も出た

 巨人の敵に回ることに関して、原氏には抵抗がないばかりか、信念すらあるという。

「14年に亡くなった父・貢氏がこんな言葉を遺しているんです。『辰徳は巨人で歴史に残る成績を残した。巨人の監督としてはやり尽くした。もう巨人でやるべきことはない。これから先は弱いチームにチャレンジしないと』、と」(スポーツ紙デスク)

 監督になるのであれば、今度こそはX氏とセットで‥‥。

 それはすでに動きだしていた。かつて監督要請をしたとされる日本ハムに、みずから売り込みをかけていたというのだ。NPB関係者が明かす。

「かねてより、原氏を信奉する栗山英樹監督(57)との関係は有名ですが、栗山監督が勇退してGMに収まったら『原監督』を迎えるというプランがあった。最近では、X氏が木田優夫GM補佐(50)と話し込む姿も目撃されています」

 とはいえ、そうすんなりと話が進むわけでもない。

「日本ハムはメジャー方式の球団運営、戦略、育成で成功を収めてきた。その功労者である吉村浩GM(54)の体制が盤石であるため、X氏が入り込む余地はないでしょうね」(スポーツ紙デスク)

 さらに売り込みをかけているというのが、今季は苦戦し、ラミレス監督(43)のクビが危ないと言われているDeNAだ。原氏が巨人の監督を去った15年のオフにも、同球団は中畑清前監督(64)の後任として関心を示していた。

「ただしDeNAにも、チーム作りに貢献してきた高田繁GM(73)がいます。やはり、X氏をGMとして入閣させるには障壁がある。ところがX氏はGMを通さず、南場智子オーナー(56)に話を持っていったというんです。そもそも原氏と高田GMの関係はあまりよくないため、宣伝効果として魅力のある原監督の誕生となれば、高田GMを切るという選択肢も出てきた」(球界関係者)

 晴れて、巨人と相対する同一リーグの球団に二人で入り込むことになるのだろうか。

「DeNAはラミレス監督の後任として生え抜きの三浦大輔氏(44)擁立で動いてきましたが、一転して原監督に傾きかけているとの話が聞こえてきました。とはいえ、そうした情報が漏れてきているのは、CS争いを続けるラミレス監督にハッパをかける意味合いが強いようです。結果的に万年Bクラスチームが3年連続Aクラスとなれば、続投は必至でしょう」(球界関係者)

 原氏のリベンジロードも、とかく順風満帆というわけではないようだ。

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