スポーツ

原監督も迷う!?根尾指名なら「五輪ビンボー」は必至

 巨人はやっぱり、吉田輝星投手を1位指名すべきだ──。ドラフト会議直前、そんな声が出始めた。

「東京五輪が開催される2020年、プロ野球はその期間中、ペナントレースを中断させます。新国立競技場に近い神宮球場がその間、使用できなくなる問題もあって、同年のプロ野球は地方巡業が例年以上に多くなる予定です」(球界関係者)

 神宮球場を本拠地とするヤクルト球団のダメージは相当なものだが、同球場は大学のリーグ戦、社会人、高校野球の試合も行われる。東京ドームもアマチュア球界に協力し、神宮球場を使えない期間のフォローをするつもりだ。

 しかし、そうなると、巨人も例年以上の地方巡業をこなさなければならない。地方球場の客席は少なく、交通アクセスも良くない。年間の観客動員数が激減するのは必至だが、それを食い止めるためにも、「夏の甲子園で全国人気となった吉田を獲るべき」との声がチーム内部からも出始めたのだ。

「吉田には二面的な魅力がある。フィールディングの巧さは玄人受けするし、球速のすごさは素人にもわかります。精神面の強さは甲子園で立証済み」(前出・球界関係者)

 大阪桐蔭の根尾昂内野手を推す理由は、「坂本勇人が元気なうちに後継者を」ということに尽きる。だが、巨人の現内野陣に割って入るにはまだ時間が掛かる。最終判断は原辰徳監督が下すそうだが、観客減に歯止めを切に願う営業サイドの声が届くかどうか…。

(スポーツライター・飯山満)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
4
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身