スポーツ
Posted on 2018年11月13日 12:56

貴乃花「新部屋設立」で「オリンピック競技化」野望(3)白鵬との「第2ラウンド」勃発

2018年11月13日 12:56

 いわば、原点回帰を誓った貴乃花に対して、いまだに未練タラタラなのが、永田町の魑魅魍魎たちである。政治部記者が語る。

「実は、貴乃花の政界ラブコールは『棚からぼた餅』でたまたま出た茶飲み話がきっかけ。ところが、貴乃花を取り巻く環境が急変。あれよあれよという間に、貴乃花が親方を辞めるまでに至り、慌ててアスリート出身議員のまとめ役である自民党の馳浩氏が面会してアプローチした経緯がある。ところが、貴乃花の反応はほとんどゼロ回答に近いもので、現状では政界転身は難しいというのが衆目の一致したところですね」

 だがここにきて、貴乃花がアマチュア相撲、ひいては相撲のオリンピック化に本腰を入れることが伝わると、またぞろ政界スズメの間では“貴乃花獲得”の機運が盛り上がっているという。政治部記者が続ける。

「貴乃花がアマチュア競技に専念するとなれば、むしろ日本スポーツ協会(旧日本体育協会)やJOC(日本オリンピック委員会)に厳然たる影響力を持つ森喜朗氏が直接、出馬を打診する可能性も出てきている。森さんはアスリート政治家のドンですし、直接IOC(国際オリンピック委員会)とのパイプもある。森さんの外交力をもって、相撲のオリンピック化を推進するというお土産を用意すれば、貴乃花も断りづらいと踏んでいるのです。さらには、安倍晋三総理も憲法改正を見据えて、来年秋の参院選では是が非でも勝利したい。そこで看板候補の擁立には直接交渉に当たる構えです。いくら貴乃花が否定しても政界転身がささやかれるのは、自民党内からすでに“ロックオン”されているからです」

 貴乃花本人の思惑をよそに、着々と進む「政治家包囲網」。最終決断は、貴乃花本人に委ねられているが‥‥。

「実は、貴乃花の宿敵である横綱白鵬も『白鵬杯』という、ちびっこ相撲の大会を主催し、今年は8カ国1300人が参加する規模にまで成長している。しかも今年の大会には貴乃花の兄である花田虎上氏もトークショーに参加するなど、今後の貴乃花とはちびっこ争奪戦になる可能性がある。いわばモンゴル互助会との対決が第1ラウンドなら、今後は第2ラウンドになる。孤立無援の貴乃花にとっては、政治家転身は大きなアドバンテージになるだけに、まだまだ予断を許しません」(相撲担当記者)

 まさに流転の貴乃花の前に、またもや立ちはだかるモンゴル互助会。はたして貴乃花はどのような立ち合いで周囲の雑音を封じ、己の道を進むのだろうか。

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