スポーツ

プロ野球「アイアン40代」のド根性キャンプ生中継!(3)練習している姿が楽しそう

 今季は「イチロー世代」である「昭和48年組」が40歳を迎えるシーズンとなる。

 DeNA・三浦大輔(39)は、序盤から連日ブルペン入りするなど精力的である。

 前出・野村氏が語る。

「DeNAはベテラン勢の多くが横須賀居残りの中、大輔は宜野湾で初日から70球ぐらい投げ込んでましたね。5000メートル走の前に『23分台で帰って来い!』と言ったら、『無理ですよ~、頑張ります!』なんて返してきたけど、まあ元気そうですよ」

 オフの大型補強が、三浦のやる気をますます後押ししているようだ。

「三浦は前々からフロントに補強を訴えていました。それがついに実現したんです。環境が整ったからには自分も結果を求められますからね。でも、練習している姿は楽しそうで、『今年は期待してくれていいよ』と笑顔があふれています」(前出・球界関係者)

 一方、同じDeNAでは、ブランコ獲得で中村紀洋(39)がレギュラー枠獲得ピンチだが、2000本安打まで残り32安打という大事なシーズンでもある。

「中村は昨年後半に、采配批判とも取れる言動をして二軍に降格されました。そのうえでの大型補強です。これ以上、悪いイメージで出場機会まで失えば、2000本安打も夢と消えてしまうので、態度が変わったと評判です。これまでは記者に質問されて『バカなこと聞くんじゃねえ!』とすごむこともあったのに、昨シーズン後半からは『何かある~?』と自分から記者に聞いてくるほど低姿勢になった。今は代打でも結果を残したい思いのようです」(球団関係者)

 バリバリに働けるようで、一転、肩叩きや引退も視野に入れなければいけない境遇だが、それでもド根性で生き残りをかける。

 中村同様、かつて推定年俸5億円にまで到達したソフトバンク・松中信彦(39)も今季は正念場を迎えている。

「昨年にチームリーダーの小久保が引退したことで、『小久保さんがいなくなりましたが次は─』と自身の引退に関する話題をぶつけられると過敏に反応し、とたんに不機嫌となります。そのため、記者の間では『小久保』という言葉が禁句になっている。キャンプでは、志願の特守でレギュラー獲りをアピールしていますが、苦しいシーズンとなりそうです」(遊軍記者)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
2
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
3
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
4
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
5
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」